aVin(アヴァン)は南仏のローヌ&プロヴァンス地方からワインを輸入し、販売しているお店です。南仏の文化、アート、暮らし、ワイン、そしてつくる人たちの情報を発信します。

【AOC】Châteauneuf-du-Pape シャトーヌフ・デュ・パプ2017/4/19

シャトーヌフ・デュ・パプ

エリア
南フランス、ローヌ地方の主要都市アヴィニョンの北部に位置し、ローヌ川左岸に広がる産地。

シャトーヌフ・デュ・パプは「教皇の新しい城」を意味し、アヴィニョンにローマ教皇庁があった14世紀頃に教皇の避暑地としてこの城を建てたことに由来する。今は廃墟が残っており村のシンボルとなっている。歴代の教皇がブドウ栽培を奨励し、これが現在に続き南ローヌ地方でトップクラスの赤ワインを生み出している。

 

ワインボトルは特徴的で、教皇のかぶる三重王冠の下に2つの鍵が交差する紋章がラベルの上部に入っていることが多い。

また原産地呼称制度(AOC)の基盤が形成されたエリアでもあり、19世紀後半の害虫フィロキセラの被害を受け、ワインの品質悪化、偽造ワインの流通が増す中、当地のルロワ男爵が、産地の名声を守るべく、1923年ワイン生産者と組合を結成、生産地やブドウ品種の制限、栽培の決まりの制定を提唱したことが始まりである。この活動はやがて各地に広がり、1935年にフランス全土に及ぶ公的な制度へと発展した。

 

造られるワイン

赤(94%)、白(6%) 2009年データ

 

ワインの特徴

【白】フローラルなニュアンスがある繊細なアロマをもつ。味わいはバランスがとれ、アロマの爽やかさが残る。

【赤】深い濃赤色で重厚なものから軽めで柔らかいエレガントなものもある。太陽を感じる赤い果実、スパイス、熟成によりジビエの香りが現れる。味わいはまろやかで、しなやかなボディをもつ。土壌の複雑さ、ブドウ品種のアサンブラージュなどによって、多様なワインを生み出している。

 

テロワール

地中海性気候で、ローヌ地方で最も乾燥している。日照は年間約2800時間、夏の平均気温は25℃。ミストラルが空気を乾燥させ、ブドウを健やかに保つ。氷河期にアルプスからローヌ地方の河川を通り運ばれた丸い石は、日中に太陽の熱を集め、夜は熱を放射するため、ブドウ栽培に適した土地となっている。 土壌はやや深く、非常に石が多い。大部分が砂の多い赤い粘土と混ざった大きさな珪岩の石の層からなる。古い段丘の小石の多い土壌、軟質砂岩とその上の砂土、そして石灰質の下層土の上の小石の多い土壌の3つに分けられる。

 

栽培面積

3,164ha

 

基本収量

35hl/ha

 

ブドウ品種

グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、ピクプール、テレノワール、クノワーズ、ミュスカルダン、ヴァカレーズ、ピカルダン、サンソー、クレレット、ルーサンヌ、ブールブラン

 

飲用温度

【白】8~12℃ 【赤】16~18℃

 

AOC取得年

1936
シャトーヌフ・デュ・パプ


Provence プロヴァンス地方2017/4/17

provence

フランス南東部にあるフランス第2の都市マルセイユを含み、西はローヌ川下流のアルルから東はニースまでを含む産地。紀元前6世紀頃、マルセイユはギリシア系のポカイア(フォカイヤ)人によって築かれ、フランス初のブドウ栽培が始まったエリアで、それ以降全土にワインの醸造技術が広まっていくが、その起源がこのプロヴァンスである。

 

この土地は、片岩質と石灰質が混在しており、北西のブドウ畑には、ヴィクトワール山、ボーム山、ヴェルドン渓谷を始めとする侵食によって形成された山稜が織り成す景観が広がる。東部、海沿いのエリアではモールやタヌロンの結晶岩、緑で覆われた緩やかな山々が連なる。

 

さらに東のサン・トロペからカンヌまでの地域には、かつてのレステレル山噴火によって形成された結晶岩が隆起している。一般的に、栄養分の乏しいプロヴァンスの土壌は、侵食の影響を受けやすいが、水はけの良さによって、ブドウに適した水分量を保持している。

 

年間日照時間が2700〜2900時間、標高が異なる山々の影響により、狭い地域内ながら、温度差が生じ、また乾燥が激しく、内陸部では無風状態の高温が続く。他の地中海地域同様、春と秋の降水量は多く、雷雨が発生することもある。
またアルプス山脈を吹き抜けてくるミストラルは、凍てつくような北風となり、長く続いた夏の暑さを鎮める役割を果たし、多湿が原因で引き起こされる病気から、ブドウの木を守っている。

 

このエリアはロゼワインの生産量も多く有名だが、高品質な赤ワインも作られ、ムールヴェドル種を使ったバンドールの赤ワインは長期熟成も可能な魅力的ワインである。地中海料理のブイヤベースなど魚介類や、多様なハーブ、オリーヴオイル、野菜、ラベンダーなどが豊富。リゾート地として世界中から多くの人が訪れている。


プロヴァンス地方を深く味わうための10のステップ “10 etapes gourmandes”2017/4/14

 

地中海を目の前に、葡萄とオリーブの木が立ち並ぶ風景

 

プロヴァンスは食通から祝福されるべき地方である。

昔からこの地方の料理、食材、そしてシェフ達は世界の人々を虜にしてきた。

 

代表的な避暑地であるがゆえなのか、残念なことに観光客向けの評価の低い安食堂もこの地の典型である。しかしよくよく目を凝らし探ってみれば、この地は食道楽すら魅了してしまう素晴らしい力を秘めているのが見えてくるだろう。

 

ここでRVFが選んだ10つのレストランから、あなたの好みにあった店が見つかるかもしれない。地元の食材を使用した、情熱の溢れる店ばかりである。そしてもちろん一緒に合わせるのにベストなワインを選ぶことも忘れないように。

 

 

数年ほど前からプロヴァンス地方で若い料理人達がこぞって料理の文化遺産に新たな風をもたらし始めた。それに伴い星付きのレストランの数も増えてきている。

かつてプロヴァンスの料理界がこれほど生き生きとした時はあったのだろうか、地中海の鮮魚、太陽をいっぱいに浴びた野菜や果物、オリーブオイルは、シェフ達のインスピレーションを刺激してやまない。

 

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この地を訪れる全ての人たちへ推薦したい10の店

 

シンプルであったり、非常に手が込んでいたりと様々であるが、どれもクオリティは格別で、回り道をしてでも行く価値のある店が揃っている。そして当然のことながら素敵なワインなしに美味しい食事は生まれないのだから、各店のワインメニューもしっかりと分析してある。選ぶときの参考にしていただければと願っている。

 

まずはレ・ボー・ド・プロヴァンスにある《L’OUSTAU DE BAUMANIÈRE ルストー・ボーマニエール》から我々の旅路は始まる。ロケーションはさることながら、ため息の漏れるほどの料理とワイン。次にマルセイユではまた素晴らしい食卓のテーブルが目の前に現れる。続いてエクス・アン・プロヴァンスでは《LA CAVE D’YVES ラ・カーヴ・ディヴ》での美味しいワインとシャルキュトリー・・・

 

せっかくだからもっとラグジュアリーに?

それならサントロペにあるフランス国内でも指折りのレストラン《LA VAGUE D’OR ラ・ヴァーグ・ドール》での待ち合わせはいかがだろう。一方ではル・キャステレの地で待つレストラン《CHRISTOPHE BACQUIÉ クリストフ・バキエ》やオリウルの《LA PROMESSE ラ・プロメス》女性シェフ、ヴァレリー・コスタもあなたを驚嘆させてくれるはずである。

 

どれを選んでも間違いはなし。

10の店の紹介は次で・・(つづく)

 

 

“LA REVUE DU VIN DE FRANCE ”  No.603 2016, 7/8月号より記事抜粋

www.larvf.com.

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The Vieille Charité and the International center of Poetry- Marseille2017/4/8

The Vieille Charité and the International center of Poetry- Marseille

 

The Vieille Charité and the International center of Poetry- Marseille1

 

In accordance with the royal policy of “the great confinement of the poor”, in 1640 the City Council decided to “confine Marseille’s native poor to a clean and specific place.” In 1670, a charity within the Magistrate Council commissioned Pierre Puget, the Marseille-born king’s architect, to build a General Hospital to accommodate beggars and the poor. The first stone was laid in 1671 of what would be one of Pierre Puget’s most beautiful architectural designs.
The hospital was completed in 1749 with four wings of buildings enclosed on the outside and opened by a 3 floor corridor on an internal rectangular courtyard to access the vast communal work and residential spaces separating men and women. The chapel built in the centre of the courtyard between 1679 and 1707 is a stunning architectural piece with an ovoid dome, the epitome of Italian baroque. The current façade wasn’t built until 1863 and echoes the Charité’s mission.
After the Revolution, the Charité became a hospice for the elderly and children until the end of the 19th century. In 1905, the building was occupied by the army and was then used to shelter the most destitute. Abandoned after the Second World War and destined to be demolished, the architect Le Corbusier persevered until it was listed as a Monument Historique in 1951. The renovated Vieille Charité has been a science and culture centre since 1986. It houses the Musée d’Archéologie Méditerranéenne, the Musée des Arts Africains, Océaniens, Amérindiens (M.A.A.O.A), the Centre International de la Poésie de Marseille (C.I.P.M), Le Miroir cinema and temporary exhibition halls.

The exhibition “The Banquet of Marseille in Rome: Pleasures and Games of Powers” aims to show the importance of the symposium and to reconstitute the course of an antique banquet: food and drink consumed, the role attributed to the ” Bankers “, as well as the activities practiced (from the art of rhetoric to erotic games).

If Rome has delivered the famous architecture of the rotating banquet hall, Marseilles (Massalia) is indeed not to be outdone, and there are no less than three banquet halls that have been uncovered in the last fifteen Years in the historic center of the city.
By crossing these discoveries, the exhibition is divided into three parts:

– Massalie banquet rooms
– Banquet tableware
– The Roman banquet and the evocation of the famous machina neronis

The museum’s reserves house a rich and important collection of objects widely exploited in the exhibition and offers the opportunity for the public to appreciate and understand the everyday life of the aristocrats at private banquets, divine banquets with their community obligations, and finally, the imperial Roman banquets in all their excess.
A virtual 3D reconstruction (mapping) evokes the unfolding of an antique banquet. Sounds, music, games and discussions brings to life this educational restitution.

To learn more about the roman Banquet conf. Katarine Raff work “The Roman Banquet”
http://www.metmuseum.org/toah/hd/banq/hd_banq.htm

http://vieille-charite-marseille.com/
Open from Tuesday to Sunday from 10 am to 6 pm,
Closed on Mondays except Easter and Whitsunday, on 1 January, 1 May, 1 November, 25 and 26 December.

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