aVinは、長野&南仏ビオワインを販売、卸、輸入しています。長野&南仏の文化、アート、暮らし、ワイン、そしてつくる人たちの情報を発信します。

4月の試飲会レポート@studio QUE2018/4/20

日曜日の開催となった4/15(日)の試飲会

「南ローヌ・シャトーヌフ・デュ・パプ特集」はいかがでしたでしょうか。

 
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南フランス、ローヌ地方やプロヴァンス地方のワインが好き、エリアが好き、天然酵母のワインが好き・・そんな方たちが集まり、ワインの試飲というきっかけでお知り合いになれたり、心地よい休日の午後を過ごしたりできるこの時間と空間がaVinの大切なものになりつつあるこの頃。初めましての方、ご常連サマ、お友達を誘って、最近ワインに興味を持たれたかた、近くに住んでて、と様々な方と出会える場所。セミナーや大規模な試飲会とは違って、南仏の今が味わえるホームを目指して、これからも月に一度の試飲会を続けていきたいと想っています。

 

目黒の住宅街という立地のなか遥々お越しくださる皆様に、スタッフ一同心より御礼申し上げます!

 

午前中はソムリエ兼ワインスクール講師の岩井さんに「自然派ワイン講座」と題し、オーガニック(ビオ、有機)、ビオディナミ、サスティナブル(総合農法)、減農薬など農法の話から、ヨーロッパでナチュラルワインと呼ばれる醸造方法についてなど、現代の便利さゆえのワインの変化と現状についての講座をしていただきました。

講座
「ワインを感じること、飲むことへの喜び、感動」

 

講座後半は5種のワイン試飲。化学を超えた感動、喉で感じることなど、ワインの楽しみ方を改めて教えていただいたような気がします。ワインに対して新鮮な気持ちであっという間の2時間半(延びました)岩井先生ももっとお話したそうでしたね。自然派ワインの扉をそっと開け一歩入ったところです。大好評につき今後も開催予定ですので参加希望の方はHP、FBにてご確認くださいませ。

 

 

天気予報をみごとに裏切り快晴の試飲日和

南フランス ローヌ地方シャトーヌフ・デュ・パプには300件近いワイナリーが存在します。aVin厳選のワイナリー Vieille Julienne(ヴィエイユ・ジュリアン)はシャトーヌフ・デュ・パプでビオディナミ農法をしているごくわずかなワイナリーのひとつで、垂直テイスティングを含む9種をご用意でした。AOCシャトーヌフ・デュ・パプの北部に位置、北向き斜面で砂を多く含む土壌の区画を持っています。樹齢100年以上の古木のグルナッシュもあります。畑は伝統的な混植。こちらは、酸化防止剤添加を瓶詰時のみに必要最低限に抑えています。その年の天候なども一層ワインに反映されやすく、特徴の出やすいこのワイナリーのキュベを通し、色んな角度からヴィンテージ、熟成加減を楽しんでいただけたのではないでしょうか。改めてワインが農作物であることを感じさせてくれます。

 

リューディクラヴァンは、白赤どちらも人気が高かったです。スペシャルキュベChateauneuf-du-Pape シャトーヌフ・デュ・パプ Reserve 2010 レゼルヴはご試飲されましか?ご好評につきあっという間になくなってしまい、試飲できなかった方申し訳ありません。在庫本数わずかながらネットショップにて販売中です!
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http://shop.avin.jp/?pid=110251225

 

 

ローヌの赤ワインの提供温度やグラスの違いによる味わいの変化など、今後様々なローヌワインの楽しみ方を探りつつ紹介してみたいと思っています。

 

プロヴァンスコーナーはロゼ2種、赤2種をご用意。それぞれにどんなお料理があうか、南仏のライフスタイル、街や村について、気候の質問などを沢山いただき、aVinのフランス人スタッフも南仏をみなさんに紹介できることとてもうれしく思っています。まもなくプロヴァンス地方から新入荷のカシーが届きます。こうご期待!

 

南仏に通い出し約10年のオーナー、マルセイユ人スタッフ、楽しみ隊長スタッフ陣にこれからもお付き合いの程よろしくお願い致します。

 

次回の試飲会は5/19(日)スタジオキューにて

 

aVin厳選シャトーヌフ・デュ・パプのワイナリーページはこちら

Vieille Julienne(ヴィエイユ ジュリアン)

Daumen(ドーメン)

le Clos du Caillou(クロデュカイユ

 

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wine list updated! ☆4/15試飲会ローヌの宝石シャトーヌフ・デュ・パプ特集【予約不要】2018/4/15

aVin-アヴァン-が直輸入する天然酵母の南仏ビオワイン

 

4月は新しい風の吹く季節
新たなクラスメート、顔ぶれに出逢えるこの時期、ワインのダイバーシティランドへご案内します。

南ローヌのシャトーヌフ・デュ・パプをメインに約30種のテイスティングをご用意です。

 

Chateauneuf du pape(シャトーヌフ・デュ・パプ)より試飲リスト一部ご紹介します。

 

【Vieille Julienneヴィエイユジュリアン】
cotes du Rhone Blanc clavin 2016(クラヴァンブラン)
cotes du Rhone Rouge clavin 2014 (クラヴァンルージュ)
Chateauneuf du Pape rouge les Trois Sources 2014(レトワソース)
Chateauneuf du Pape rouge les Trois Sources 2013
Chateauneuf du Pape rouge les Trois Sources 2012
Chateauneuf du Pape rouge les Trois Sources 2011
Chateauneuf du Pape rouge 2003
Chateauneuf du Pape rouge 2007
Chateauneuf du Pape rouge Reserve 2010  →通常価格¥30,240円 特別に開けます!

※試飲用が無くなり次第終了のボトルもあります。お早めにご来場ください。

 
【Le clos du Caillouクロデュカイユ】
テロワール違いをお楽しみください。
Les Safres Rouge Chateauneuf du Pape 2015 (サフルルージュ)
Les Quartz Rouge Chateauneuf du pape 2015 (クワルツルージュ)
le Clos du Caillou Blanc Cotes du Rhone 2016 (カイユブラン)
le Clos du Caillou Rouge Cotes du Rhone 2016 (カイユルージュ)
Nature Rouge le Clos du Caillou Cotes du Rhone 2016(ナチュールルージュ)

他、北ローヌ、プロヴァンスから約30種+参考ヌフ・デュ・パプワインあります。

 

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ちょっと歴史
南フランスの街アヴィニョンにローマ教皇庁が置かれた14世紀、今のシャトーヌフ・デュ・パプの村に教皇ヨハネス22世により要塞が建てられます。それを囲むようにブドウ畑が開墾され、歴代教皇推奨のブドウ栽培が現代へと受け継がれたローヌ南部の宝石シャトーヌフ・デュ・パプ

 

 

自然豊かな土壌、粘土質、砂岩、砂、小石、石灰石にその深さ


ブドウ13品種
77%をグルナッシュが占めており、13種(グルナッシュノワール、シラー、ムールヴェードル、サンソー、クノワーズ、ミュスカルダン、ヴァカレーズ、ピクプールノワール、テレノワール、クレレット、ルーサンヌ、ブールブラン、ピカルダン)のブドウ畑がAOCで認定されているが、正確に言えば18品種が存在し栽培されている

 


ブドウ、ローヌ川、土壌、人の流れ、歴史、文化など
多様なレイヤーによるシャトー・ヌフ・デュパプが魅せてくれるものとは?


シルキーで、デリケート
ユニークで、独特のオーラをまというっとりさせてくれる
丸石が大洋のように広がり、ゆりかごに揺られるように、

あるいはミストラルの風に吹かれるかのごとくアロマティックな世界・・

 


今回はヌフ・デュ・パプで偉才を放つヴィニョーブルのドーメンさんをメインに

すべて野生酵母を使用した厳選ビオワイン約30種です。

 

 

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★フランス・シャトーヌフ・デュ・パプ☆


Vieille Julienne(ヴィエイユ ジュリアン)
AOCシャトーヌフ・デュ・パプの北部に位置し、樹齢100年以上の古木でグルナッシュ主体

畑は伝統的な混植。赤ワイン、白ワインどちらもエレガントで、複雑な香りまとう優雅なワインを目指すドーメンさんのワイナリー

今回は、2003年~最新ヴィンテージまで熟成、テロワールの違いなど勉強も兼ねたラインナップ

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Daumen(ドーメン)
ドーメンさんと思想を共にするメンバーによる環境と社会にやさしいサステナブルワーキングレーベル

カヴェルネ、グルナッシュ、メルロ―、シラー、ムールヴェドルなどまさに多様性。リサイクルによるワインラベル上のデザインも魅力的

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le Clos du Caillou(クロデュカイユ)
AOCシャトーヌフ・デュ・パプの北東部。高品質区画を持つカイユは女性オーナーシルヴィ・ヴァシュロンと醸造家ブルーノ・ガスパールにより、様々なテロワール×品種

オーガニックからビオディナミへ一部移行中。酸化防止剤なしのもあります。

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★フランス・ローヌ渓谷☆


Jaillance(ジャイアンス)
ローヌ川左岸支流のドローム川沿いのディーエリアから、スパークリング

辛口クレマン・ド・ディーと天然の甘み、アルコール度7.5%優しい泡クレレット・ド・ディー

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George Vernay(ジョルジュ ヴェルネ)
ローヌ川沿い、コンドリューの街周辺、機械の入れない急斜面の畑で作られるヴィオニエ(白)やシラー(赤)

芳醇な香りに、しっかりした骨格もありつつ、親しみやすいワイン。北部を代表するワイナリー

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★プロヴァンス地方☆


Domaine Gros Nore(グロノレ)
2017年20周年を迎えた若いAOCバンドールながら風格のある赤ワインを造る。

南仏プロヴァンス、地中海沿いの比較的涼しいぶどう畑。ムールヴェドル主体。古樽最低18ヶ月熟成

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Chateau Vannieres(シャトーヴァニエール)
バンドールの名門、泥炭質と石灰質土壌、美しく熟成を重ねる高級感溢れる味わい。

プロヴァンスの辛口ロゼの魅力にせまる。

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南仏の泡、白、ロゼ、赤、1,000円台~約30種の試飲となります。
ローヌファン必飲の赤ワイン多め!

 

 


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★大人気!長野のFunky Chateau(ファンキーシャトー)
シャルドネピノグリ、セミヨン、カヴェルネソーヴィニョンメルローを数量限定で当日販売いたします。ファンキーさんのワインは対面販売のみです。

 

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★試飲会参加者限定☆
自然派ワイン講座(ご予約必要) 
開催 AM11:00~13:00


本来農作物であるワインは全てが自然から出来ているはず。
毎日畑仕事をして、手で葡萄を摘み、足で葡萄を踏み、野生の酵母の力で、本物のワインを作り続けているワイン生産者。オーガニック、ビオディナミ、自然農法、など様々な農法があります。沢山の言葉が溢れる自然派ワインの世界。ワインを識るうえで本当に大切なものは何でしょう?さあ本物のワインの扉をあけましょう


講師 岩井穂純
J.S.A.認定ソムリエ アカデミーデュヴァン講師
AWMB認定オーストリアワイン大使


参加費3,000円(別途)

 

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【試飲会開催日】2018年4月15日(日)


ワイン講座 11:00-13:00(ご希望者のみ☆ご予約ください)
試飲会 13:00 – 18:00(ご予約不要)

 

 

 

【会場】studio Que(キュー) 目黒区目黒本町2-24-12
http://studiolamomo.com/que/info/access/


最寄り駅 東急東横線学芸大学駅、または目黒駅西口よりバスで「第7中前」下車

 

 

 

【会費】エントランス料 2,000円


ご予約不要。エントランス料2,000円ですが、当日使える2,000円割引券をお渡しするので、実質試飲はタダ!

 

 

前回の試飲会の様子はこちら

3月の試飲会レポート@studio QUE

 

 

ご家族、お友達などみなさまお誘いあわせください♪
お一人でも楽しんでいただけます★
カジュアルな服装でお気軽に~

 

お待ちしています。

 

 

[お問い合わせ]
http://avin.jp/contact

 

webshop
http://shop.avin.jp/

 

 

 


Domaine de la Vieille Julienne, spring is here!2018/4/6

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Inspired by the expression of terroir, the winemaker Jean-Paul knows that wines taste best when naturally produced.

Working with 10ha in the northern part of the appellation Chateauneuf du Pape, and with 5ha in Cotes du Rhone, Jean-Paul took over the family vineyards in 1990. In 1905, his ancestors purchased the property and sold solely to negociants, while bottling for family and friends. It wasn’t until the 1960’s that his father started bottling with greater intent, thereby providing Jean-Paul with the foundational knowledge that it took for him to develop his award winning wines.

When Jean-Paul took over the estate in 1990, he began working towards organic certification while practicing biodynamics in the vineyard.
Favoring wild yeasts and neutral woods, Daumen is a man of manual labor, who hand harvests his 100+ year old vines, punches down caps, and controls temperatures not with the aid of a computer system, but by checking the temperatures of tanks by hand, and regulating with “drapes”– the aluminum piping that carries hot or cold water to heat or cool the tanks.

The terroir is a rocky, sandy soil, perfect for the Southern Rhone Valley.

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While the vines have an impressive average age of 60 years, the estate also has old Grenache vines that are over 100 years old! Biodynamic farming techniques are practiced in the vineyards. In their vineyards, they plant Grenache, Syrah, Mourvedre, Counoise and Cinsault.

The vineyard is planted in parcels, but the plots are all field blends, and not separated by grape variety. Thus picked at the same time. In the making the wine, the thought process to the blending is on a parcel by parcel basis, and not based on a grape by grape variety choice.

Low yields are the goal at Vieille Julienne. They are often under 20 hectoliters per hectare, which gives the wine a lot of its power, purity and concentration. The grapes are destemmed before alcoholic fermentation. At Vieille Julienne, all grapes are co-fermented. Aging takes place in a combination of foudres and old, oak barrels.

Lieu dit Clavin:
This is Jean-Paul’s oldest vineyard, with vines that are beyond 100 years old. It is also the parent material for the parcels within his Chateauneuf vineyards.

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Indeed, this wine is not a Chateauneuf-du-Pape but it has a tendency to drink like one. The truth about Clavin is that there is a mere twenty-foot wide road that separates his Chateauneuf vineyards from this particular “lieu-dit”(a phrase meaning literally “place name”), Clavin. Jean-Paul thinks in some years Clavin can be better than his Chateauneuf, which commands three to four times the price. The wine is made of nearly 80% Grenache with the rest divided between Mouvedre and Syrah. Sulfites are added at the end of its year in foudre, just before bottling. The wine is neither fined nor filtered.


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