南ローヌを牽引するAOCシャトーヌフ・デュ・パプの高品質区画にあるエレガントなワインの作り手
AOCシャトーヌフ・デュ・パプの北東部、AOCのトップドメーヌでもあるシャトーラヤスやボーカステルと隣接する区画に畑をもち、高い評価を受ける赤、白、ロゼを作っています。もともと狩猟用の山だった土壌に目を付け、森を切り開き、現当主シルヴィ・ヴァシュロンの父、クロード・プイザンがブドウを栽培し始めました。シャトーヌフ・デュ・パプとして9ヘクタール、コート・デュ・ローヌとして45ヘクタール所有。ヴォクリューズの丘の小石が混じった砂質な土壌は、ワインに上質な味わいを与えます。土壌は、雨によって濾過され、陽光を浴び、北風によって浄化されることによって、最高のテロワールになります。草を刈る際も除草剤などを使用せず自然に寄り添いながらブドウを育てています。
2010年ヴィンテージよりビオ認証を取得しましたが、クロ―ド・プイザンにより1950年代から自然環境の整った状態でのワイン造りを行ってきました。現在は一部のブドウ畑でビオディナミ農法を取り入れ、また今後全ての畑を移行させることを目指しています。
レゼルヴ ルージュ シャトーヌフ・デュ・パプ
Réserve Rouge Chateauneuf du Pape
生産地: | フランス/南ローヌ/シャトーヌフデュパプ |
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農 法: | オーガニック認証 FR BIO 10 |
品 種: | グルナッシュ55%、ムールヴェドル45% |
ソムリエから一言
深みのあるオレンジ色がかったガーネット。ドライにしたイチゴやブルーベリーにオークの香ばしく甘い香り、カカオ、シナモン、鉄分の香り。しっかりとした果実味とアルコールのリッチで余韻の長い味わいはエレガントで気品を感じる。厚みのある食べ応え十分なお肉料理全般との相性が良く、早めの抜栓、少し高めの温度でゆっくりと寛ぎながらお楽しみ下さい。
レ・サフル ルージュ シャトーヌフ・デュ・パプ
Les Safres Rouge Chateauneuf du Pape
生産地: | フランス/南ローヌ/シャトーヌフデュパプ |
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農 法: | オーガニック認証 FR BIO 10 |
品 種: | グルナッシュ95%、 ムールヴェドル・ヴァカレーズ・サンソー5% |
ソムリエから一言
深みのあるやや濃いガーネット。第一印象は複雑な香り。腐葉土や枯れ葉、干しプラムやイチジクに黒コショウのスパイス。熟した果実味のヴォリューム感と溶け込んだタンニンとのバランスが良く、余韻の長い深い味わい。濃厚さよりもエレガントさを追求した上品な南仏ワイン。仔羊のグリル、牛肉のステーキ等と大きいグラスで少し早めの抜栓でお楽しみ下さい。
レ・クワルツ ルージュ シャトーヌフ・デュ・パプ
Les Quartz Rouge Chateauneuf du Pape
生産地: | フランス/南ローヌ/シャトーヌフデュパプ |
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農 法: | オーガニック認証 FR BIO 10 |
品 種: | グルナッシュ85%、シラー15% |
ソムリエから一言
輝きと透明感のあるガーネット。赤いフラワーの華やかな香りにダークチェリーやカシス、ナツメグやシナモンのスパイス。フレッシュでミディアムな果実味、綺麗な酸味と滑らかで自然体なタンニンが心地良い。牛タンシチューやお肉の煮込み料理がオススメ。
ル カイユ ルージュ コート・デュ・ローヌ
Le Caillou Rouge Côtes du Rhône
生産地: | フランス/南ローヌ |
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農 法: | オーガニック認証 FR BIO 10 |
品 種: | グルナッシュ85%、シラー10%、 ムールヴェドル・クノワーズ5% |
ソムリエから一言
鮮やかなで明るい綺麗なルビー。フレッシュな苺、ラズベリーの果実香にスミレ、牡丹の心地良い香り。南フランスの燦々とした太陽を感じる果実味を中心としたエレガントでチャーミングなテイスト。タンニンを穏やかに感じるので赤ワインが苦手な方にもオススメ ”お昼間から楽しめる赤ワイン”
ル カイユ ロゼ コート・デュ・ローヌ
Le Caillou Rose Côtes du Rhône
生産地: | フランス/南ローヌ |
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農 法: | オーガニック認証 FR BIO 10 |
品 種: | ムールヴェドル54%、クノワーズ23%、 グルナッシュ23% |
ソムリエから一言
透き通るような綺麗なピンクカラー。フレッシュベリーの香りを包み込むスミレやライラックの華やかな香り。アタックからボディーを感じ、余韻にはコク、旨味のしっかりとしたボリューム感の有るロゼワイン。サーモンのムニエルや軽いお肉料理(生ハム、ソーセージ、ハンバーグ)と共にオススメ
レゼルヴ ブラン コート・デュ・ローヌ
Reserve Blanc Côtes du Rhône
生産地: | フランス/南ローヌ |
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農 法: | オーガニック認証 FR BIO 10 |
品 種: | クレレット65%、グルナッシュブラン20%、 ヴィオニエ15% |
ソムリエから一言
葡萄の成熟を感じる濃い外観。フレッシュな青リンゴや洋梨ハーブ、ミネラルのフレーバーを感じる爽やかなで清々しい香り。味わいは喉を潤すドライでストレートなテイストナチュラルな果実味と心地良い苦み。アスパラガスや山菜などのコク、苦みのある野菜料理と共に楽しみたい。やや冷やした温度帯がオススメ
ル カイユ ブラン コート・デュ・ローヌ
Le Caillou Blanc Côtes du Rhône
生産地: | フランス/南ローヌ |
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農 法: | ビオ |
品 種: | グルナッシュブラン40%、クレレットロゼ30%、ブールブラン30% |
ナチュール ルージュ
NATURE Rouge Côtes du Rhône
生産地: | フランス/南ローヌ |
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農 法: | ビオ |
品 種: | シラー55%、クノワーズ40%、グルナッシュ5% |
トラディション ルージュ
Tradition Rouge Chateauneuf du Pape
生産地: | フランス/南ローヌ |
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農 法: | ビオ |
品 種: | グルナッシュ85%、ムールヴェドル10%、シラー5% |
ローヌ地方クルテゾンに生まれ、父クロード・プイザンが1956年に取得したこの土地でワイナリーの娘として育つ。
ビジネススクールを卒業後、ワインマーケティング分野で働くことを目指しマコンとパリでワインとスピリッツの事業について学ぶ。このころ将来夫となるジャン・ドゥニ氏と出会い、彼のドマン家のある故郷サンセール地方でともに暮らし始める。ここでの実り豊かな年月の後、1993年、ジャン・ドゥニ・ヴァシュロン氏と結婚。当初サンセールで家族経営のドメーヌを継ぐこととなり、その後数年間に渡ってサントル地方にてINAO(フランスの原産地管理呼称AOCを定める組織)での試験を受けながら実務経験を重ねる。
1995年、実家のワイナリー ドメーヌ・クロ・デュ・カイユ(Clos du Caillou)を夫ジャン・ドゥニ氏と共に引き継ぎ、この地方の持つ大きな可能性を広げる目標のもと賢明な努力の末、以前はすべてネゴシアンに販売していたワインもドメーヌでの製造を始め、施設の移設やワインのバリエーションも取り揃えるなど事業の拡大を図る。
2002年に事故による夫ジャン・ドゥニ氏の死去という不幸に見舞われる。残された彼女は2001年よりドメーヌのコンサルタントとなっていたブルーノ・ガスパール氏の助けを得て、以後も事業を継続することを選ぶ。困難な時期であったがこれが前進への第一歩となり、現在ドメーヌは成長を続け、新たな展望も期待されている。
生物学と化学を専攻後、様々な出会いによりブルーノ・ガスパール氏はワインの世界へと導かれる。ワイン醸造学を修了し、1985年から1年間フランス南部ラングドック=ルシヨン地方オート・コルビエール(Hautes Corbieres)で経験を積む。 1987年からはローヌ地方ローダン(Laudun)へ移転。若いながらも知識と経験を備え、1988年、1989年にはプロヴァンス地方バンドールのドメーヌ・ド・フレガートを担当した。その後、オート・コルビエールへの定住に向けて近隣のダヴジャン(Davejean)にあるドメーヌ・デ・ザムーリーにて短期間でありながらも多くの経験を積む。 1992年コート・デュ・ローヌのシャトー・デュ・トリニョンからジゴンダスへと移り、2002年まで勤める。 2001年よりドメーヌ・クロ・デュ・カイユのメンバーと共にこのドメーヌでのコンサルティングを開始し現在までグラン・ヴァンの生産に励んでいる。
この山の土壌に目を付け、森を切り開き、そこにブドウを栽培し始めたのが、現当主シルヴィ・ヴァシュロンの父、クロード・プイザン。当時、地域の人々の批判などもありましたが1956年にワイナリーを設立。1970年代最初の瓶詰めが行われ、その後26年間クロードの妻コレットとともに国内、国外へ販売を成長させていきます。1996年に二人の末娘シルヴィ・ヴァシュロンとその夫ジャン・デニス・ヴァシュロンがワイナリーのマネイジメントを引き継ぐため、サンセールからこの土地に入ります。このヴァシュロン家もまたサンセールを代表するワイナリーとして知られています。
2002年ジャン・デニスは悲劇的な事故によりこの世を去り、妻である現当主シルヴィが引き継ぎます。ガスパール、エノロジストのオードゥ・ペルシュとともにワイン造りを行っています。2010年ヴィンテージよりオーガニック認証を取得となりましたが、クロ―ド・プイザンにより1950年代から代々自然環境の整った状態でのワイン製造を進めてきており、現在は一部のブドウ畑でビオディナミ農法を取り入れ、また今後全ての畑を移行させることを目指しています。