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フランク・バルタザール
ワイナリーについて

コルナスにおける歴代の偉大な生産者らの意思を純粋に引き継ぎ、エレガントで表情豊かなシラーの存在感を紛れもなく感じさせるワインを追求する

ワイナリーの歴史

1931年現オーナーの祖父カシミール・バルタザールが”Chaillots”
シャイヨ(石の多い土壌)という名の土地を購入しワイナリーを設立。当初は地元で樽売りしていましたが1980年より父レネ・バルタザールによりドメーヌでの元詰めを開始、2002年より現オーナーのフランク・バルタザールへと受け継がれています。
樹齢40~100年の古木を含む2ヘクタールの畑に加え、2005年、2008年に新しく植栽、2013年には新たにコルナス南部のサン・ペレに花崗岩主体の粘土質土壌の小さな区画を購入。またコルナスの伝統派として知られ、フランクの叔父でもあるノエル・ヴェルセの引退後、”Chaillots” シャイヨ区画を引継ぎ購入。2020年現在約4.5ヘクタール所有。

エリア

北ローヌ地方ヴァランスの北西約7キロ、ローヌ川右岸、中央山塊の東側に位置するコルナスにワイナリーを構えています。畑は東・やや南東向き、傾斜約40度の狭い斜面に広がっています。主に花崗岩土壌、北部の山塊により強い北風であるミストラルの影響がさほどなく日照量にも恵まれています。

ワイン造り

エレガントで表情豊か、シラーの存在感を紛れもなく感じさせるワインを理想として栽培、醸造を追求し続けています。フランクの哲学は純粋さ、コルナスにおける歴代の偉大な生産者らの意思を引き継いだものです。農法・醸造ともに伝統的な造りで、醸造においては区画ごとに分けて行うことによりテロワールを最大限に表現することを目指しています。低収量で、ブドウは除梗はせずコンクリートタンクにより発酵、ポンピングオーバーと軽いピジャージュのプロセスを経てデミ・ミュイ(600L中樽)で熟成。新樽の使用はなし、また清澄やろ過もしません。

設立当初からの区画においても2010年より有機栽培へとシフトしています。畑作業はすべてツルハシと巻き上げ機など手作業によるもので、馬も活躍しています。町にある教会の裏手に小さなセラーがありそこで毎年約12,000本のみ生産しています。

コルナスのワインはシラー種のみが使用されます。力強く骨格がしっかりとし長期熟成にも向いておりフローラルでスパイシーなのが特徴です。繊細で凝縮されたその質感は私たちを魅了してくれるはずです。

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プロフィール
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