世界最高のシラーの産地コートロティでシラー&セリーヌの可能性を探究し続ける家族経営ワイナリー
北ローヌの最北端に位置するCôte-Rôtie(コート・ロティ)にワイナリーを構えています。畑はローヌ川右岸で60度に近い急斜面、この土地で独特のシラーの作り手と言われるメゾン・ステファン。シラーの原種と言われているセリーヌ種のプロフェッショナルでもあります。セリーヌはシラーの遠いいとこの関係で、ブドウはより小さめで枝も少なく実を付ける量も少なめ、アロマティックなワインができます。Coteaux de Tupin、Coteaux de Bassenon、Condrieuの3つの区画で有機農法による栽培作業が行われています。化学肥料は一切使用しません。収量は超低水準。
ヴァン・ナチュールのコンセプトはボジョレーのワイン商で科学者でもあるジュル・ショーヴェ(Jules Chauvet)によるものです。ジャン・ミッシェルは決して濾過や清澄をしません。瓶詰時に酸化防止剤を添加することも極めて稀です。その原理はワインの消化性を高めるためにも添加物を使用せず、またワインの芳香の複雑さを補正することなくワインを作ることにあります。彼らにとっての”vins de plaisir”(喜びのワイン)は今楽しめるワインであり、非常に良い熟成の可能性も秘めています。
コートロティ ナチュール
Cote-Rotie Nature
生産地: | フランス/北ローヌ・コートロティ |
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農 法: | ビオ |
品 種: | シラー90%、ヴィオニエ10% |
ソムリエから一言
余韻の長さが楽しめるエレガントなシラー。しっかりめのお肉料理、特に鹿ローストとともに。
深みのある落ち着いた色調のダークチェリーレッドの外観。スパイシーさやハーブの香りがしっかりと広がる。強めのアタックながら 酸味がしっかりと感じられ、タンニンは極めて滑らかで余韻はきわめて長い。コート・ロティでは比較的珍しい、ビオロジック農法、 野生酵母、酸化防止剤無添加のナチュール系の生産者。
コトーデュトゥパン
Coteaux de Tupin
生産地: | フランス/北ローヌ・コートロティ |
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農 法: | ビオ |
品 種: | セリーヌ(シラー)100% |
コトーデュバスノン
Coteaux de Bassenon
生産地: | フランス/北ローヌ・コートロティ |
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農 法: | ビオ |
品 種: | シラー40%、セリーヌ(シラー)40%、ヴィオニエ20% |
ソーブルーン
Cote-Rotie So'Brune
生産地: | フランス/北ローヌ・コートロティ |
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農 法: | ビオ |
品 種: | シラー80%、ヴィオニエ20% |
ソムリエから一言
So2(酸化防止剤)無添加のナチュールワイン。オーク古樽12ヶ月熟成。ローヌ渓谷北部、結晶片岩土壌。 ラムなど赤身肉にハーブ添えた料理がおすすめです。
VdF シラー
Syrah
生産地: | フランス/北ローヌ |
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農 法: | ビオ |
品 種: | シラー100% |
ソムリエから一言
紫がかったダークチェリーレッドの外観で、若々しい印象ながら落ち着いた色調。ドライ・ハーブや黒胡椒の香り。穏やかなアタック、ピュアな果実味としっかりとした酸味が印象的で、軽やかに楽しめるシラー
VdF グランブラン
VDF le Grand blanc
生産地: | フランス/北ローヌ |
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農 法: | ビオ |
品 種: | ルーサンヌ50%、マルサンヌ30%、ヴィオニエ20% |
ソムリエから一言
華やかな香りと複雑で豊かな果実味、北ローヌ特有の凛とした気品も垣間見える豊潤なビオ&ナチュールのローヌ・ブラン。
コートロティ レ・ビナール
Cote-Rotie les Binardes
生産地: | フランス/北ローヌ コートロティ |
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農 法: | ビオ |
品 種: | シラー90%、ヴィオニエ10% |
ジャン・ミシェル・ステファンにより創設。この地で曾祖父より代々野菜や樹木栽培家として営む家庭に育つ。最初は2ヘクタールから始まり1994年がファーストビンテージ。1995年からは本格的に有機農法へとシフトを始めます。2017年には息子Romainがワイナリーに加わり、Maison Stéphanとワイナリー名も新しくなりました。
1991年 | ジャン・ミシェル・ステファン設立 |
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1994年 | ファーストビンテージ |
1995年 | 有機農法、ビオ農法への転換 |
1997年 | ナチュールワインとしてのファーストヴィンテージ |
2017年 | 息子Romainが加わりEstate Maison Stéphanへ |