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ドメーヌ・デュ・トラパディ
ワイナリーについて

ヴァン・ドゥ・ナチュレルと呼ばれる南仏の甘口酒精強化ワインの作り手。
オリジンとなるものの微妙なニュアンスを示す、上質でエレガント、フレーバーに満ちたバランスの良いワインを目指す。

1850年より先祖代々土地が受け継がれ現在4代目のエレン・デュラン。彼の祖父母の結婚を機にふたつのファミリーがひとつとなり、1950年現在のワイナリーのある場所にセラーが建てられトラパディと名付けられた。トラパディの名前の由来はプロヴァンスの言葉でholeを表すTrapalas、holeとはセラー近くのブドウ畑の地下にある自然の泉を表す。

南ローヌ、アヴィニョンの北東約50キロにあるヴェゾン・ラ・ロメーヌとオランジュの間の村ラストーにワイナリーを構える。畑は23ヘクタール、粘土石灰質土壌、赤粘土、丸い小石を含む平地と、粘土石灰質、黄色い泥炭土を含む南西向きの丘の中腹にある。除草剤、殺虫剤、化学肥料、合成製品、化学製品を一切使用しないことにより動植物の生態系の繁栄を促しエコシステムを循環させ、その環境下でブドウの木がバランスよく成育。そうすることでそれぞれのテロワールの持つポテンシャルやクオリティの維持、またテロワールの表現へと繋がると考えている。平均樹齢は約35年、1番古い区画には1922年植樹の木もある。ブドウの木や土壌に敬意を払うことを大切にしている。

ブドウは一房ごと厳しく選果され果実の成熟具合を見極め、酸度と糖度のバランスを大切にタイミングを見計らって収穫。醸造は区画ごとや土壌タイプごとに分けて行い、果汁を絞り出さずゆっくりと染み出させることにより、テロワールが持つ純度、複雑性、わずかなニュアンスを写し出させる。オリジンとなるものの微妙なニュアンスを感じられる、上質でエレガント、フレーバーに満ちた良バランスのワインを目指す。

ワイナリーについて
プロフィール
ドメーヌ・デュ・トラパディ
ドメーヌ・デュ・トラパディ

※ 一番右がオーナー

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