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ドメーヌ・レ・テール・プロミーズ
ワイナリーについて

プロヴァンス中央部サントボーム自然公園東部に2004年設立の比較的新しいワイナリー。人間のためだけでなくブドウの樹のための「有機的な」アプローチ

マルセイユから東へ約60キロ、サントボーム自然公園東部にワイナリーを構える2004年設立の比較的新しいワイナリー。バンドールをはじめ、ラ・カディエール・ダジュール、ラ・ロクブリュッサンヌなどプロヴァンス中央部に広がり、ロゼ、白、赤ワインをすべて自社畑で栽培。基本的には酸化防止剤の添加はしないがぶどうの状態や熟成具合に応じて最少量を加えるのみ。野生酵母発酵、ビオ栽培、無清澄、無濾過。現在約15ヘクタール所有、バンドールは泥炭土の石灰岩土壌。

テロワールの源となる気候がワインに表れるよう独自の方法を研究。創造的感覚、インスピレーションに従って、品種の特徴、テロワールにあった醸造、熟成プロセスを経て作られるキュベ。カリニャンブランをマセレーションした白ワイン、古木のサンソーから作る深い味わいの赤ワインなど、大胆さとワインへの貪欲さが独特なワインを生み出しワイナリーの魅力となっている。

ワイナリーについて
プロフィール
ジャン・クリストフ・コモール
ジャン・クリストフ・コモール

ジャン・クリストフ・コモール(Jean-Christophe Comor)はエクス=アン=プロヴァンス出身、政界でポリティカルアドバイザーとして約20年、また大学教授を務めた。2004年生まれ育ったプロヴァンスに戻り、サント・ボーム山塊の麓ラ・ロクブリュッサンヌで新しい生活が始まる。コトー・ヴァロワとバンドールの2つのAOCに広がるブドウ畑を購入。当初は野生のオークやオリーブ、低木を伐採したり根こそぎ抜いたりと土地の開拓に多くの時間を費やす日々が続く。ローマ人の時代に遡ればこの土地にもブドウが育っていたことを想像し・・。隣人たちは彼を狂人だとからかい驚きの目で観ていたが、人間のためだけではなくブドウの樹のための「有機的な」アプローチによる再変換はその後うまく機能することとなる。

ワイナリー&ワインの詳細情報

テール・プロミーズ 約束の地
AOCコトー・ヴァロワ/バンドール
年間生産本数:約70,000本
作付面積:14.5ヘクタール(赤:11.5、白:3)
平均樹齢:約30年
買いブドウ なし
赤ブドウ品種:カリニャン、グルナッシュノワール、サンソー、シラー、ムールヴェドル
白ブドウ品種:カリニャンブラン、ロール(ヴェルメンティーノ)、クレレットブランシュ、ユニブラン(トレッビアーノ)、ルーサンヌ
Certified Organic by Ecocert (2008)

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