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ファンキー・シャトー
ワイナリーについて

選果の徹底、自然発酵、無濾過、無清澄を柱に 可能な限り人的介入と添加物を減らしピュアで その土地を映し出すようなワイン造りをめざす。

南に夫神岳(おかみだけ)、北に子檀嶺岳(こまゆみだけ)、」西には十勝山(じゅっかんざん)の山々に囲まれ美しい風景を残す長野県小県郡青木村。ファンキー・シャトーは、自然からのメッセージが感じられ、飲んで楽しく、そして精神的な豊かさを与えてくれる「そんなワインを育む葡萄」作りをめざすワイナリーです。ロゴのモチーフはワイナリー奥に鎮座する霊山子檀嶺岳。

ワイナリー並びに葡萄畑が位置する上小(上田・小県)地域は晴天率が高く、平均年間日照時間は2000時間を超え、全国でも長い日照が得られる地域。降水量は年によっては1000mmに達しないこともあるうえに、年平均湿度も66%と全国でも有数の少雨地帯。年間を通じては、夏は30℃以上になる一方、冬は-10℃を下回ることもあり、気温の年較差は平均25.8℃と札幌に近い寒暖の差があります。また、標高差のある豊かな自然の恩恵により昼夜の温度差が大きいのも特徴と言えます。

上小(上田・小県)地域は、今から約1700万年前から520万年前までの間、”フォッサ・マグナ”と呼ばれる海が広がっていた地域です。ファンキー・シャトーの畑がある上田市東山地区および青木村子檀嶺岳山麓の地質は、ともに青木層と呼ばれ、魚・クジラ・イルカの化石が産出されたことで知られる別所層の上に整合に重なる地層で、上部の黒色頁岩を多く含む青木層上部と礫岩・砂岩を多く含む青木層下部に分けられます。基本、礫岩層をはさんだ砂岩と泥岩の互層からなり、この層からも貝の化石や有孔虫などが産出されています。

施肥は極力せず、農薬は春先に可能な限り低濃度の石炭硫黄合剤と雨季に数度ボルドー液を散布するのみで、それ以外は葡萄樹が致命的ダメージを受けそうなときのみ手撒きで部分散布しています。除草剤は使用せず生育期には草刈りで対応。高品質で多様な葡萄の収穫を目標に、土壌気候に合う品種の選択をしつつクローンヴァリエーションは多彩。選果の徹底、自然発酵、無濾過、無清澄を柱に可能な限り人的介入と添加物を減らしピュアでその土地を映し出すようなワイン造りをめざしています。

ワイナリーについて
ワイナリーについて
プロフィール
アラン・パスカル
ワイナリー&ワインの詳細情報
2007年に上田市東山地区標高530m、2009年青木村子檀嶺岳山麓標高600~700mに自社畑を取得 2012年よりワインを出荷。
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