aVin(アヴァン)は南仏のローヌ&プロヴァンス地方からワインを輸入し、販売しているお店です。南仏の文化、アート、暮らし、ワイン、そしてつくる人たちの情報を発信します。


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ジャイアンス
ワイナリーについて

ローヌ渓谷北部、ドローム川とヴェルコール山地の麓、テロワールと品種を活かしたスパークリングワインの協同組合
「自然と土壌への感謝、助け合い、品質の追求、そして革新的な試み」そして古代より受け継がれる製法「メトード・アンセストラル」

ドローム川とヴェルコール山地

ドローム県のコミューンの1つであるディーは、ローヌ渓谷北部、ローヌ川支流のドローム川沿い位置し、海抜300~700mの丘に小規模なブドウ畑が広がる。粘土状石灰質土壌、気候は比較的涼しいエリア。プロヴァンスの太陽が注ぎ、ヴェルコール山地からは冷たい風が吹く。この相反する気候に加え、黒松の生い茂る森、一面広がるラベンダー畑が、ブドウ品種ミュスカとクレレットの成育にとって最適な環境となっている。

甘い果実の香りが特徴の「クレレット·ド·ディー」 主要品種ミュスカ・ブラン・ア・プティ・グランは、このディーのテロワールとの相性が良く、個性的な味わいとライチを思わせるようなエキゾチックな香りを放つ果実となる。またクレレット・ブランシュは、この地域の南部に多く栽培され、白い花のような香りを漂わせる。「クレマン・ド・ディーは、この2品種にアリゴテが加わる。ブドウの生育に必要なすべての条件が、このテロワールには揃っている。農家はブドウの成長に細心の注意を払い、収穫は手摘みされる。

クレレット・ド・ディーの「メトード・アンセストラル」
-受け継がれる製法-

この地域の製法「メトード・アンセストラル」は他に類を見ない。約4℃の低温での一次発酵が終盤に差し掛かったところで発酵が終わらないうちに瓶に移し、それ以降の一次発酵の泡を瓶内に留めてスパークリングワインを作る。その後アルコール度数が7度に達する頃に発酵は自然に終わる。リクール・ド・ティラージュやリキュール・デクスペディシオン(砂糖と酵母を混ぜた液体)は一切加えない。この醸造方法は、クレレット·ド·ディーに爽やかな果実の香りを与え、アルコール度数を抑えた、100%自然なスパークリングワインができあがる。

歴史と遺産

この地域のスパークリングワインの醸造方法は、遠い昔、ガリア人の羊飼いが偶然見つけたと、今に伝えられている。ある日羊飼いは、かめに注いだワインをドローム川で冷やしていたが、かめを川から引き上げ忘れワインはそのまま川の中で冬を越すことになった。春になり、かめの中では発酵が進み、それがスパークリングワインになっていたようだ。それからガリアの人々は、冬の間ワイン瓶を川に浸し、春になると引き上げるようになった。古代ローマの博物学者ガイウス・プリニウム・セクンドゥス(西暦23〜79年)の『博物誌』の中で初めて、この偶然の産物であるワインが書物に登場している。

ディーのワイン醸造販売共同組合

時代を遡り、1885年に発生した害虫ブドウネアブラムシの被害や、都市への人口移動によって、フランスワイン業界は打撃を受けてきた。ディーも例外ではなく多くの人がこの地を去ることとなったが、白ブドウ品種クレレットがこの逆境を生き抜きその後ワイナリーに発展をもたらす。1910年にAOCの前身であるAOを、1942年にはAOCを取得。そして1950年、アンリ・ボネがこの地で共同組合を設立。ディーのワインの発展に新たな1ページが加わり、現在地域のワイン生産において重要な役割を担っている。

組合創立者アンリ・ボネの軌跡・信念
「自然と土壌への感謝、助け合い、品質の追求、そして革新的な試み」

今もなお農家やワイン製造に関わるすべての人々の心に刻まれている信念。銘柄『 Henry Bonnet アンリ・ボネ』を守り続けることは自分たちのアイデンティであり、ボネへの敬意でもある。アンリ・ボネが中心となり1950年に組合が誕生。ワインの品質追求や生産量を増やそうとこの地域から賛同する農家が集まった。転期は2001年、組合名を「ジャイアンス」に改名、販売活動を広げ多くの人に知られるようになり、現在ではフランス国内でシャンパーニュに次いで選ばれているスパークリングワインへと成長。先見の明を持つジャイアンスは今も革新し続けている。

オーガニック農法

ジャイアンスは24年前にオーガニック農法を取入れその道の先駆者。伝統の継承、テロワールを愛する心が農家の心に刻まれている。自然に感謝し、その多様性を受け入れ、そしてまた守ること。例えばブドウの木には有機肥料を使用している。この地区の畑の15%(128ha)がオーガニック農法を取り入れている。(オーガニック農法の導入率は、フランス全土で3.1%)この農法を進めていくには、ISO14001の基準を満たし、地域内の他の畑の管理にも細心の注意を払っていく必要がある。

持続可能な発展

ジャイアンスは環境対策の一環として、ISO14001環境マネージメントシステムの構築を掲げ、2006年に、システムが構築されていることが証明された。水消費量の25%削減や、ゴミの分別率90%を達成した。省エネ対策は環境対策の軸であり、2011年、総面積12,000㎡(ワイン貯蔵庫4,000㎡、農家の個人の建物8,000㎡)に太陽光パネルを設置した。必要エネルギー量の50%を発電している。この取り組みは、環境に優しく、かつお手頃なワインを求めている消費者の需要に応えている。

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