プロヴァンスから新着ワイナリーを3つご紹介します。
シャトーバルバノ(Chateau Barbanau)
マルセイユから東に約30キロ、サント・ボーム山塊(1042メートル)のふもと、標高約360メートルのなだらかな丘に粘土石灰質土壌のブドウ畑が広がっています。シラー、グルナッシュ、サンソー、ムールヴェドル、ロールを栽培。こちらのワイナリーは半分がロゼワイン、そして赤、白と造っています。
この土地とは別に、祖先から受け継いだ地中海に面した7ヘクタールの畑では海風と太陽、テロワールを活かしたカシーの白ワインをマルサンヌ、クレレット、ユニブラン、ソーヴィニョン品種から。
ご夫婦は南アフリカ、野生生物、鳥類への愛が溢れ、ワインにジラフと名付けたり、ブドウ畑区画には木々の名前をつけ呼んだり。動植物、その土地への愛が、有機農業へ、ビオディナミ農業へ、またヴィーガンフレンドリーへと繋がっているようです。
取扱ワイン
CLOS VAL BRUYERE blanc2016(クロヴァルブルイェール ブラン)
KALAHARI blanc 2015(カラアリ ブラン)
LA GIRAFE VERTE Rosé 2017(ラ・ジラフ・ヴェルト ロゼ)
プロヴァンスから新着ワイナリー2
シャトーロックフォー(Chateau de Roquefort)
マルセイユから東に約30キロ、オバーニュ(Aubagne)の町の先にサント・ボーム山塊(1042メートル)を形成する丘と高原が広がる。粘土とチョークが混ざる25ヘクタールの畑で、プロヴァンスの伝統的品種グルナッシュ・ノワール、シラー、サンソー、ムーヴェルドル、カリニャン、クレレット、ロール(ヴェルメンティーノ)、ユニ・ブランを栽培
このエリアは地中海沿岸から約10キロ内陸という海の接近によりマイクロクライメイト(微気候)。土壌、品種、天候、醸造によりコートドプロヴァンスのアペラシオン内で個性的なワインが作られている。
ビオ農法、野生酵母使用、収穫はすべて手積み、今年はヒョウ被害もなく8月末から9月にかけて無事収穫を終えられました。
取扱ワイン
IGP Gueule de Loup Rouge 2017
ガルデュルー ルージュ
IGP Mediterranee Grele le rouge 2012
メディテラネ グレルルージュ
※この年はヒョウ被害により、ブドウはほぼ全滅。近隣ワイナリー37つからブドウをもらい作った、ある意味この年だけの希少なワインです。助け合ってるものなんですね。
プロヴァンスから新着ワイナリー3
シャトールヴェレット(Chateau Revelette)
マルセイユ北東約60キロ、サント・ヴィクトワール山の北側に位置し、山に守られたブドウ畑、生活すべてが数千ヘクタールの森の中にある。30ヘクタール、標高330~400m、17の畑区分。品種は11種
シラー、グルナッシュ、カベルネソーヴィニョン、サンソー、カリニャン
シャルドネ、ロール、ソーヴィニョンブラン、ユニブラン、ルーサンヌ
大陸性気候、AOCコトー・エクサンプロヴァンスの最北端に位置し、冬は厳しい寒さ、夏は乾燥した暑い気候、昼夜の気温差も大きい。
エコサート認証。テロワールを生かすこと。その土壌がユニークなワインをもたらしてくれるから。難しく考えず楽しんでもらいたい、造り手ピーターフィッシャーさんからの言葉。
11/18(日) 目黒試飲・販売会情報
http://avin.jp/event/tasting/3582
9月の試飲会レポート
ローヌ&プロヴァンスラバーのかたも、ワインはこれからというかたも、お気軽に!
http://avin.jp/event/tasting/3476