aVinは、長野&南仏ビオワインを販売、卸、輸入しています。長野&南仏の文化、アート、暮らし、ワイン、そしてつくる人たちの情報を発信します。

Funky Chateauよりニュースレター2017/6/30

Funky Chateauよりニュースレター

梅雨の時期に突入したものの、雨量も少なく暑い日が続き、太陽を沢山浴びた葡萄達はすくすくと育ち、早くも結実を始めています。
この時期に現れ、葉を食べ荒らしていく宿敵のコガネムシと熾烈な戦いを繰り広げながらも、今年はどんな素敵な葡萄達と出会えるのかと楽しみでなりません。

写真は東山より、カベルネソーヴィニヨンです。

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La boîte à sardines- (fish restaurant) Marseille2017/6/30

La boîte à sardines- (fish restaurant) Marseille

La boîte à sardines- (fish restaurant) Marseille 3La boîte à sardines- (fish restaurant) Marseille 2

Located near the church of Saint-Vincent-de-Paul at the top of la Canebière, the city’s storied main artery, which runs down hill to Le Vieux Port, or the old harbor. There’s simply no better place in the port town to get a really good reasonably priced feed of just-out-of-the-water seafood!
The owner, Fabien Rugi, has a clear philosophy, all dishes are made with Mediterranean products from local fishing. Seasonal products (wolf, sea bream, sole, monkfish, sardines, squid, anemone, shrimps, oysters, ursin, etc…) accompanied by seasonal vegetables (ratatouille, broccoli florets in lemon butter,..), delicious panisses (made of chickpeas flour).
It won’t be a surprise to hear Fabien Rugi to tell a businessman that he can’t have his fish if he doesn’t close his iPad and devote his attention to his meal. “I just wanted to read the paper,” the man will implore, but Rugi will insist. “Concentrate on your meal instead–how can you really enjoy your food when you’re reading? My fish deserves your full attention.”
One way or another, the triangular shaped room hung with fish nets and decorated with nautical bric brac offered ample distractions of one stripe or another.
Be sure to book as the restaurant is very popular!

2 boulevard de la Liberation, 13001 Marseille, France
+33 4 91 50 95 95
From Tuesday to Saturday 12h – 15h
Thursdays and Fridays 19h30 – 21h30

http://www.laboiteasardine.com/

La boîte à sardines- (fish restaurant) Marseille 1La boîte à sardines- (fish restaurant) Marseille 4 La boîte à sardines- (fish restaurant) Marseille 5 La boîte à sardines- (fish restaurant) Marseille 6 La boîte à sardines- (fish restaurant) Marseille 7 La boîte à sardines- (fish restaurant) Marseille 8


Cité radieuse-Le Corbusier , Marseille.2017/6/28

Cité radieuse-Le Corbusier , Marseille.

 

Cité radieuse-Le Corbusier , Marseille.1

 

Classified as “Historic Monument”, the Cité radieuse registered since July, 2016 on the WORLD HERITAGE OF THE UNESCO with 16 other sites in conformance with the contribution exception of the work the architectural of Him Corbusier to the modern movement.
This is the work of Swiss architect Charles-Edouard Jeanneret, better known as Le Corbusier. The impressive building measures 165m in length, 24m in width and 56m in height and was built between 1947 and 1951. The site is reminiscent of an urban plot in the middle of a park.

The great architect’s signature graphic style brings his visual effects together with a layout which was incredible at the time. An experiment for a new “habitat system”, the Cité Radieuse has 337 apartments of 23 different types which were comfortable and modern homes for the period.

�In addition to the individual spaces there are numerous “extensions of the home” designed to encourage a new type of multi-dwelling unit: an internal street with shops, a Imbernon bookshop and publisher, bar, restaurant and hotel Le Corbusier Booking online. There’s a nursery school and gym on the top floor which became the MAMO modern art centre in June 2013. The roof terrace provides a relaxation area with a paddling pool, playground and stage sheltered by a wind breaker for outdoor shows.

The building has even been a school of thought as Le Corbusier built other Cités Radieuses based on the Marseille model in the 50s (Rezé-Nantes, Firminy, Briey and Berlin).�

Visit of the Cité Radieuse
From Monday to Saturday at 10am, 2pm and 4 pm
Saturdays at 10am
Booking: 0826 500 500

Cité radieuse-Le Corbusier , Marseille.2 Cité radieuse-Le Corbusier , Marseille.3

Cité radieuse-Le Corbusier , Marseille.4  Cité radieuse-Le Corbusier , Marseille.6

Cité radieuse-Le Corbusier , Marseille.5

 


無料試飲&販売会7/22(土)ローヌ&プロヴァンスワイン2017/6/22

ローヌ&プロヴァンスワイン 無料試飲&販売会7/22(土)
ーアヴァン -avin- 南仏ワイン直輸入ー

 

ご予約不要、参加費無料です。
aVinで厳選の南フランスワイナリーから直輸入した15種類以上のワインが試飲できます。

 

【日時】7/22(土)
【会場】studio itto 1F(スタジオイット)
目黒区目黒本町2-24-14
http://studiolamomo.com/itto1f/info/access/
【時間】開場 13:00 閉店 18:00
(10:30~12:30 for professional)

 

お誘い合わせのうえぜひご参加お待ちしております!
http://avin.jp/

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試飲ラインナップのご紹介

 

☆北ローヌ地方のコートロティ、コンドリュ
(※販売分はありません、輸入到着が間に合いませんでした。大変申し訳ありません)

 

 

●Domaine Georges Vernay(ヴォルネイ)
ローヌ渓谷北部の、急な斜面で育てられています。
https://www.domaine-georges-vernay.fr/

 

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AOCコート・ロティ メゾン・ルージュ2013 Cote Rotie “Maison Rouge”
AOCサン・ジョセフ Terres d’Encre2014
AOCサン・ジョセフ La Dame brune 2013

 

当日、各1本のみ
※少量づつの試飲にご協力お願いいたします。なくなり次第終了です。
※当日販売分はありませんが、来月中頃より販売開始予定です。

 

 

☆南ローヌのシャトーヌフデュパプ

●Domaine de la Vieille Julienne(ヴィエイユ ジュリアン)
ローヌ地方AOCシャトーヌフデュパプの北エリア、北斜面の砂地、粘土質土壌を多く持つワイナリーです。

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コートデュローヌ ルージュ”リューディ クラヴァン”2013 Cotes du Rhone rouge “lieu-dit Clavin”
http://shop.avin.jp/?pid=110252242

レ・オウ・リュ 2011  les Hauts-lieux
http://shop.avin.jp/?pid=110250420

レ・トワ・ソース 2011 les Trois Sources
http://shop.avin.jp/?pid=110249605

 

 

●le Clos du Caillou(ル・クロ・デュ・カイユ)
AOCシャトーヌフデュパプの北東部、AOCのトップドメーヌらに隣接する区画に畑をもつ。エレガントなワインをぜひ。今年6月に訪問、ラベンターやハーブに包まれたワイナリーや土壌の写真を当日ご紹介します。

 

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レ・クワルツ ルージュ シャトーヌフ・デュ・パプ 2013 Les Quartz Rouge
http://shop.avin.jp/?pid=104186363

レゼルヴ ルージュ シャトーヌフ・デュ・パプ 2011 Réserve Rouge
http://shop.avin.jp/?pid=104187456

※他、参考ワインもあります。

 

 

☆プロヴァンスのバンドール

 

●Domaine du Gros Noré (グロノレ)
2017年7月20周年記念パーティが開催され、世界各国から著名なインポーターや評論家たちが集まりました!
ご近所のバンドール名門ドメーヌの方々、家族に、お友達・・・
オノレさんの庭には蓮の池があり、なんだか南仏でほっとさせられました。

 

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バンドール ルージュ 2013 Bandol Rouge
http://shop.avin.jp/?pid=104187036

 

 

●Château Vannières(ヴァニエール)

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バンドール ルージュ 1992 Bandol Rouge
http://shop.avin.jp/?pid=104437958

バンドール ルージュ 2001 Bandol Rouge
http://shop.avin.jp/?pid=104438076

※販売分あります!!1983〜2013ヴィンテージまで。他、参考ワインもあり

 

 

☆国内ワイナリー

 

●Funky Chateau(ファンキーシャトー)長野
春にリリースされたシャルドネ2015
http://shop.avin.jp/?pid=105101210
(メルローも極々少量あります)

 

●くらむぼんワイン(山梨)
あじろん スパークリングワイン
http://shop.avin.jp/?pid=119411142

ベルアルバ マスカット・ベイリーA 2016
http://shop.avin.jp/?pid=119411603

ソルオリエンス 甲州2015
http://shop.avin.jp/?pid=119411976

ベルカント マスカット・ベイリーA樽貯蔵2016
http://shop.avin.jp/?pid=119411603

 

●岩手すずみの丘ワイナリーの初リリースのワイン(山葡萄100%!!)
紫雫 Marin Rouge 赤ワイン2016
http://shop.avin.jp/?pid=115780650

紫雫 Marin Rouge ロゼ2016
http://shop.avin.jp/?pid=115780133

 

試飲会の他、ワインにあわせてピンチョスと、フランスからのチーズも販売しております。
ぜひお気軽にお立ち寄りください。

 

【日時】7/22(土)
【会場】studio itto 1F(スタジオイット)
目黒区目黒本町2-24-14
http://studiolamomo.com/itto1f/info/access/

【時間】開場 13:00 閉店 18:00
(10:30~12:30 for professional)

 

http://avin.jp/
http://shop.avin.jp/


『いいワインを飲むまで20年もずっと待ってなんかいられない!』マーク・シバール氏 2017/6/21

スペシャルインタビュー 『マーク・シバール氏』

 

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声は大きく、気さくな性格、ラグビー選手のような肉体 …

元ソムリエであったマーク・シバール氏は、パリで1850年から続く一流ワインショップ「カーヴ・オジェ」のトップに就任して以来今年で30周年。

 

今回はシバール氏からワインの「味」と「保存」について話を聞いた。

 

 

聞き手:ドゥニ・サヴェロ、フィリップ・モーランジュ  写真:レジス・ギルマン

La Revue du vin de France no.607/dec 2016 – jan 2017 記事抜粋

 

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La Revue du vin de France(La RVF) :ワインはどのように飲まれますか?

 

マーク・シバール氏

大抵のワインには匂いがついています。私はそこにアロマを求めているんです。例えば白ワイン、この場合はレモンやミント、シダ科の植物などの香りを探るようにしながら飲みます。良いワインには必ず良い芳香が存在します。

 

La RVF:ワインのローブ(色調)に関しては?

 

シバール氏:

決して色で判断をしないことですね。ワインは絵画ではないのです。視覚からワインに入っていくのはソムリエにとっては正しくない方法です。しかし優れた味のワインと言うと、自分は透明で明るいものより、やや濁りのあるものの方を好みます。

 

La RVF:なぜ亜硫酸塩の添加には反対なのですか?

 

シバール氏:

硫黄成分はワインの味を硬くしてしまうからです。香りも阻害し、その味の進展に足かせをはめてしまう。

 

「素晴らしいワインと言うのは長期に渡り保存ができる、20年越しにその味を知れるでしょう!」

 

などと以前はよく言われましたが、我々の時代にワインを開けるまで20年待つことを望む人っているのでしょうか。

私だったら、いいワインがあればすぐに開けて飲みたいですね。だから保存料を加える必要などないのです。

亜硫酸塩は有害な成分ですから、欧州共同体は「酸化防止剤(亜硫酸塩)添加」をラベルに表記することを義務付けました。

 

La RVF:いつ頃からカー

・オージェでのワインの仕入れを始めたのですか?

 

シバール氏:

1990年代初頭かな、その頃ボルドーやシャンパーニュの味がソムリエだった頃の時代と比べずいぶん変わってしまったと気づいたのです。その昔、ローランペリエのグランシエクル(Grand Sciècle)といえばペリエジュエのベルエポックやローダーのクリスタルとは異なる味を持っていたのです。味は際立っていた。今日では選別された酵母がいつも同じ味を生み出すようになってしまいました。このスタイルの変革には戸惑いました。それから、他と違う味を持つワインを擁護するようになったのです。

 

La RVF:「他と違う味を持つワイン」とは一体なんでしょうか?

 

シバール氏:

当初から「保存料無添加」という言葉に取り憑かれていたのではないのですが、私はずっと守り続けられてきた味を探していました。

 

例えば80年代初頭のマコンのジャン・テヴェネ(Jean Thevenet)は、ブルゴーニュで素晴らしいシャルドネを製造していて、以前はとても愛好していましたが、やがて保存料を過度に使用するようになってから買い入れをやめてしまいました。後になって、保存料が入っていると必ず頭痛が引き起こされると気がつきました。まだ若い頃、ピエール・ペラルドンとフィリップ・ブルギニョンのドメーヌ付近で素晴らしいヴィンテージのボルドーとブルゴーニュワインを飲んだことがあります。濾過されていない、50年か60年代のもので、ボトルの底に10㎝ほどしか残っていなかったのですが、それでもちゃんと味がありました。90年代に入り、ワイン栽培方法の変化によって何もかも不味くなってしまいました。その時代、キリアコス・キニゴプロス氏やギイ・アカッド氏たちが一世を風靡した時がありましたね。バトナージュ(醸造時に澱の沈殿をかき混ぜワインに旨味を持たせること)の禁止がされたのもその頃です。ボルドーにおいて状況はさらにひどいものでした。それからは、信頼のできるブドウ栽培場であったアンリ・ジャイエ (Henri Jayer)、ユベール・ド・モンティール( Hubert de Montille)、ジャック・ダンジェルヴィル ( Jaques d’Angerville) 、ヴァンサン・ルフレーヴ (Vincent Leflaive)、ルペールダンヌ=クロード ( le père d’Anne=Claude)などに向かっていくようになりました。

 

La RVF:エノロジー(ワイン学)とはつまり災害に等しかったのでしょうか?

 

シバール氏:

ワインは8000年以上前から作られ続け、その伝統は父から息子へと受け継がれてきました。

ところが二つの世界大戦の間の時代にエノロジーというものが生まれ、ブドウ栽培者に積極的に取り入れられていったのです。当初、エノロジーはワイン作りにおける問題に対処するためにありました。動物が病気になった時に活躍する獣医に似ていますね。50年が経ち、全てが変わりました。濾過法、逆浸透膜法、凍結技術、機械での収穫。テクノロジーが支配してしまうという恐ろしいことになったのです。これらは許し難いですね、ワイン畑の介入者のようです。エノロジーというのはワインの田舎っぽさや農民らしさを取り除き、繊細で精密なインターナショナルな味を生む目的なのです。そして、その度に用いられる多くの化学薬品によってエノロジーはヌヌロジー(フランス語でくだらないという意味のneuneuとœnologie をかけた言葉)になってしまったというわけですね。

 

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マーク・シバール 1962年 パリ出身。

シバール氏が 30年前からオーナーとなって切り盛りしているパリ市内オスマン通りのカーヴ・オジェは、1850年創立のパリ最古のワイン・カーヴ。

HP https://www.cavesauge.com/

 

 

La Revue du vin de France  no.607/dec 2016 – jan 2017 記事抜粋

www.larvf.com.

マーク・シバール

翻訳 橋井杏

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