aVin(アヴァン)は南仏のローヌ&プロヴァンス地方からワインを輸入し、販売しているお店です。南仏の文化、アート、暮らし、ワイン、そしてつくる人たちの情報を発信します。

「A.O.C.クレレット・ド・ディ」と「A.O.C.クレレット・ド・ディ・メトード・アンセストラル」2021/6/30

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アヴァンでは、ローヌ渓谷北部、ローヌ川支流のドローム川沿い位置する海抜300~700mの丘に小規模なブドウ畑が広がるディー地区の協同組合「ジャイアンス」のスパークリング・ワインをご紹介しています。

 

スパークリング・ワインのみを規定しているアペラシオンは、フランスの中でも珍しいのですが、この地区のアペラシオンは、「A.O.C.クレレット・ド・ディ」と「A.O.C.クレレット・ド・ディ・メトード・アンセストラル」に大別されます。
では、この2つのアペラシオンのスパークリング・ワインはどのような違いがあるのでしょうか?

 

まず、「A.O.C.クレレット・ド・ディ」は、瓶内2次発酵の泡によるスパークリング・ワインで、残糖は15g/l以下に仕上げることが条件です。一方、「A.O.C.クレレット・ド・ディ・メトード・アンセストラル」は、低温での1次発酵が終わらないうちに瓶に移して1次発酵の泡を瓶内に留めたスパークリング・ワインで、アルコール度数が7度に達する頃に発酵が自然と終わるためアルコール度数が抑えられ、ブドウ本来の甘味が残糖分より感じられ、その残糖は35g/l以上と規定されています。

 

クレレット・ド・ディ ブリュット NVは前者の「A.O.C.クレレット・ド・ディ」で、残糖度10g/lに仕上げられています。

 

クレレット・ド・ディ レ・オー・ドュ・デス 2018は後者の「A.O.C.クレレット・ド・ディ・メトード・アンセストラル」で、残糖度45g/l に仕上げられています。

 

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クレレット・ド・ディ ブリュット NV

 

 

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クレレット・ド・ディ レ・オー・ドュ・デス 2018

 
一般的に、残糖度12g/lのスパークリング・ワインは「ブリュット(Brut)=辛口」と呼ばれるので前者は辛口の分類となり、残糖度32~50g/lは「ドゥミセック(Demi-Sec)=甘口」と呼ばれるので、後者は甘口の分類になります。是非この数値をもとに、2つのワインを飲み比べ、辛口と甘口の度合いを実感してみませんか?

 

 

クレレットドディ飲み比べセット

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ところで、アヴァンの扱うジャイアンスのスパークリング・ワインには、もう1種類、クレマン・ド・ディー ブリュットキュベ・イコン2015があります。こちらは、「A.O.C.クレマン・ド・ディー」という別のアペラシオンで、瓶内2次発酵の泡によるスパークリング・ワイン、残糖は15g/l以下に仕上げるという規定は、白ブドウ品種クレレット100%による「A.O.C.クレレット・ド・ディ」と同様なのですが、熟成期間がより長く必要で、クレレット種以外の白ブドウ品種とのブレンドが可能という違いがあります。

 

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クレマン・ド・ディー ブリュットキュベ・イコン2015

 

 

こちらも是非、クレレット・ド・ディ ブリュット NVとの飲み比べで、同じ「ブリュット」の部類でも、熟成期間の違い、使用品種の違いによる味わいの違いを実感してみてください。

 

クレマン&クレレットブリュット飲み比べセット

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NEWジャイアンス3本セット

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ローヌ中央部のスパークリングワイン生産者

Jaillance ジャイアンス 

 

Rhone & Provence BIO wine importer aVin

ローヌ&プロヴァンスより厳選ビオワインを直輸入 アヴァン

https://avin.jp/category/about-us

 

 

 


Jaillance -ジャイアンス- ローヌ地方のスパークリングワイン2018/11/23

ローヌ地方のスパークリングワイン『 JAILLANCE ジャイアンス 』

 

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歴史と遺産
この地域のスパークリングワインの醸造方法は、遠い昔、ガリア人の羊飼いが偶然見つけたと、今に伝えられている。ある日、羊飼いは、かめに注いだワインを、ドローム川で冷やしていが、かめを川から引き上げ忘れ、ワインはそのまま川の中で冬を越すことになった。春になり、かめの中では発酵が進み、それがスパークリングワインとなったいたようだ。それから、ガリアの人々は、冬の間ワイン瓶を川に浸し、春になると引き上げるようになった。古代ローマの博物学者ガイウス・プリニウム・セクンドゥス(西暦23〜79年)の『博物誌』の中で初めて、この偶然の産物であるワインが書物に登場する。
ディーのワイン醸造販売共同組合は設立以降、地域のワイン生産において重要な役割を担っている。時代を遡ると、1885年に発生した害虫ブドウネアブラムシの被害や、都市への人口移動によって、フランスワイン業界は打撃を受けてきた。ディーも例外ではなく、多くの人がこの地を去っていった。しかし、白ブドウ品種クレレットはこの逆境を生き抜き、ワイナリーに発展をもたらしたのである。1910年にAOCの前身であるAOを、1942年にはAOCを取得。

そして、1950年、アンリ・ボネは組合を立ち上げ、ディーのワインの発展に新たな1ページを加えたのである。

 

 

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アンリ・ボネの軌跡
組合創立者ボネの信念

「自然と土壌への感謝、助け合い、品質の追求、そして革新的な試み」は、醸造家やワイン製造に関わるすべての者の心に刻まれている。

銘柄『 Henry Bonnet 』を守り続けることは、自分たちのアイデンティであり、ボネへの敬意でもある。

 

1950年から続く「極上」への追求
アンリ・ボネが中心となり、1950年に組合が誕生。ワイン生産量を増やしていくことに賛同した醸造家が集まった。長い間、組合とそのワインを知る人は少なかったが、転期は2001年、組合名を「ジャイアンス」に改名、販売活動を広げることで、多くの人がこの地のワインを知ることになる。現在ではフランス国内でシャンパーニュに次いで選ばれているスパークリングワインへと成長。先見の明を持つジャイアンスは、今も革新し続けている。

 

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ローヌ渓谷のディーのテロワール

ドローム川とヴェルコール山地
ドローム県のコミューンの1つであるディーは、ローヌ渓谷に位置し、見事な景観が広がる。海抜300~700mの丘に小規模なブドウ畑が広がり、土壌は粘土状石灰質。気候は涼しい。プロヴァンスの太陽が注ぎ、そしてヴェルコール山地からの冷たい風が吹く。この相反する気候や黒松の生い茂る森、一面広がるラベンダー畑が、ブドウ種クレレットとミュスカの成育にとって最適な環境となっている。

クレレット·ド·ディーの主体品種であるミュスカ・ブラン・ア・プティ・グランは、このテロワールと相性が良く、個性的な味わいとライチを思わせるようなエキゾチックな香りをはなつ果実に成長する。主体を支えるブドウ種クレレット・ブランは、この地域の南部で育ち、白い花のような香りを漂わせる。クレマン・ド・ディーは、この2品種にアリゴテが加わる。

 

ブドウの生育に必要な条件の全てが、このテロワールには揃っている。醸造家はブドウの成長に細心の注意を払い、果実は手摘み。スパークリングワインのクレレット·ド·ディー・トラディシオンは、甘い果実の香りが特徴。今も、2000年前の製法「メトード・アンセストラル」が取り入られている。

メトード・アンセストラル -受け継がれる製法-
メトード・アンセストラルは、他に類を見ないスパクリーングワインの製法。4℃の低温での一次発酵の終盤、アルコール発酵が終わらないうちに瓶に移し、瓶内の液体のアルコール度数が7度に達する頃に発酵は自然に終わる。リクール・ド・ティラージュやリキュール・デクスペディシオン(砂糖と酵母を混ぜた液体)は一切加えない。このスパークリングワインの醸造方法は、クレレット·ド·ディーに果実の香りを与え、アルコール度数を抑えた、100%自然なスパークリングワインができあがる。

 

 

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オーガニック農法
ジャイアンスは24年前にオーガニック農法を取り入れ、その道の先駆者。伝統を継承し、テロワールを愛する気持ちは、醸造家の心に刻まれている。自然に感謝し、その多様性を受け入れ、守ることに努めている。例えば、ブドウの木には有機肥料を使用している。この地区の畑の15%(128ha)がオーガニック農法を取り入れている。(オーガニック農法の導入率は、フランス全土で3.1%)この農法を進めていくには、ISO14001の基準を満たし、地域内の他の畑の管理にも細心の注意を払っていく必要がある。

 

持続可能な発展
ジャイアンスは、環境対策の一環として、ISO14001環境マネージメントシステムの構築を掲げ、2006年に、システムが構築されていることが証明された。水消費量の25%削減や、ゴミの分別率90%を達成した。省エネ対策は環境対策の軸であり、2011年、総面積12,000㎡(ワイン貯蔵庫4,000㎡、醸造家の個人の建物8,000㎡)に太陽光パネルを設置した。必要エネルギー量の50%を発電している。この取り組みは、環境に優しく、かつお手頃なワインを求めている消費者の需要に応えている。

 

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