ローヌ渓谷のワイン醸造に使用されるブドウ品種は21。
【北部】
赤ワインには主にシラー、
白ワインには主にヴィオニエとマルサンヌが使用されています。
単一品種のワインが多く、さわやかで繊細、ストラクチュアやミネラル感のある味が中心。
中期から長期にわたる熟成能力があり、高い付加価値を持つワインが多くあります。
【南部】
グルナッシュ主体で、シラー、ムールヴェードル、カリニャン、サンソーをブレンドして赤ワインとロゼワインが造られます。
白ワインにはグルナッシュ・ブラン、クレレット、マルサンヌ、ルーサンヌ、ヴィオニエが用いられます。
アサンブラージュ(ブレンド)のワインが多く、力強く、おおらかで複雑な味。
短期から長期の熟成能力があり、中程度から高い付加価値を持っています。
近年では、新しい品種マルスランが赤ワインのブレンドに加えられることがあります。
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【3色】
テロワールとブドウ品種の多様さに加え、気候と日照りに恵まれたローヌ渓谷では、赤・白・ロゼワインを生産しています。また、ラストーとボーム・ド・ヴニーズでは天然甘口ワインも生産しています。
フルーティー、丸みがある、深みがある、スパイシー、たくましい、ボディーがあるなど、様々な味わいの赤ワインがあり、ラザニアからソース料理まで、幅広い料理と組み合わせることができます。
白ワインはフローラルで果実味のあるものや、豊満で厚みのあるものなどが揃い、白ワインに合う料理も限りない提案が可能です。
ロゼワインはフレッシュで優しいもの、スパイシーで味わい深いものなどがあり、これもまた多くの料理との相性抜群です。