空気はひんやりでしたが、青空の広がるよい天気
久しぶりのホームグラウンド目黒本町にあるスタジオイットでの開催
ローヌ&プロヴァンス地方の天然酵母を使用したビオワインと長野&山梨の厳選ワインはいかがでしたでしょうか。
普段は女性誌などの撮影で使われるフランステイストのスタジオ。やさしい味わいのワインにも一役買ってくれる私たちの大切な空間です。やっぱりホームはいいねってお客様にもお声をいただけて嬉しいです。
南ローヌから新着のワイン ”Daumen(ドーメン)”
Vieille Julienne(ヴィエイユ ジュリアン)のオーナー ジャン・ポール・ドーメンさんのプロジェクト”Daumen(ドーメン)” シャトーヌフデュパプ、コート・デュ・ローヌ、IGPプランシポテ・ドランジュ、ジゴンダスのラインナップ。
かつてドーメンのもとで経験を積んだスタッフたちが独立、畑を所有し、ビオディナミ栽培へと転換を遂げている。そんな若手栽培者たちとつくるDaumen(ドーメン)シリーズ。各ワインはアペレーションでもトップクラスのワインを生み出しています。
造り手から一言
「年来若手の才能あるブドウ栽培者たちがそれぞれの畑で色々と試行錯誤し苦戦しているのを見ていて、ある時このプロジェクトを思いついたんだ。彼らの苦心や手間を掛けた畑から作られる果実を瓶詰したいと。想いや情熱をつめこんで。これまでにもすでにブドウ畑での作業、特に自然に対する面では彼らと多くのことをシェアしてきた。だからその延長として、私のセラーで、ローヌのテロワールを一緒に表現していきたい。このプロジェクトはワイン作りなんだ。まずは私のもつ哲学の必須不可欠な、豊かで、活き活きとした土壌の区画で作られる彼らのブドウを買うこと。それからサステナビリティ(持続可能性)。ブドウはオーガニック栽培の畑でつくられるものを使い、環境を守るためにもすべてのパッケージはリサイクル材料を使っている」
「これは、私のワインに対する新しいポートフォリオ。
近づきやすく、それであって本物でなければならない。本物であって、メッキで上辺を飾る必要もない、楽しめるもの。謙虚であり、心からまっすぐなんだ。このプロジェクトはワイン造りへのまぎれもない私のアプローチ。私のセラーでベストで健全なブドウから造ること。これがシンプルに、可能な限り介入を抑えたワイン造りの工程へと導いているんだ。私の望みは、アルティザン(職人)として痕跡を残すこと。果実の純正さ、ヴィンテージのユニークさ、テロワールの個性を表現するワイン造りへの挑戦だよ。」
Jean-Paul Daumen(ジャンポール・ドーメン)
試飲されたみなさん、いかがでしたでしょうか。作り手を思い浮かべながらワインを飲む楽しみ。
品種がなんだ、値段がどうだ、フランスワインだ、色んなことは置いておいて、ドーメンさんのワインだから飲みたい。
言葉では多くを語らない生産者さんの心をお伝えできるような試飲会を目指して、これからも丁寧にやっていきたいと思います。
こちらのワインは、準備ができ次第ネットショップでも販売します。
次の試飲会は、2018年1月20日(土)目黒にて