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Funky Chateau 新商品入荷しました2021/12/23

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※SOLD OUT表示ですが、在庫がございます。
★ワイナリーの希望によりインターネット販売を行っておりません。
対面販売のみの取り扱いになりますので、おそれいりますが店舗まで足をお運び頂けますと幸いです
>アクセス
>営業日時はFacebookをご覧ください

 

ストラト キャッセ 2019 / ファンキー・シャトー (Strate cassée Funky Chateau) 対面販売限定品【在庫あり】

ソーヴィニョン ブラン2020 / ファンキー・シャトー (Sauvignon blanc Funky Chateau) 対面販売限定品【在庫あり】

シャルドネ 2020 / ファンキー・シャトー (Chardonnay Funky Chateau) 対面販売限定品【在庫あり】

ファンキールージュ 2020 (Funky rouge Funky Chateau) 対面販売限定品【在庫あり】

サンジョヴェーゼ 2020 / ファンキー・シャトー (Sangiovese Funky Chateau) 対面販売限定品【在庫あり】

メルロー 2019 / ファンキー・シャトー (Merlot Funky Chateau) 対面販売限定品【在庫あり】

ピノノワール・レッドラベル 2018 / ファンキー・シャトー (Pinot Noir Funky Chateau) 対面販売限定品【在庫あり】

カベルネ・ソーヴィニヨン 2018/ ファンキー・シャトー (Cabernet Sauvignon FunkyChateau) 対面販売限定品【在庫あり】


【AOC】Châteauneuf-du-Pape シャトーヌフ・デュ・パプ12021/12/10

シャトーヌフ・デュ・パプ

◆エリア
ローヌ地方主要都市アヴィニョンの北約15km付近に位置し、ローヌ川左岸に広がる産地

ヴォークリューズ県(Vaucluse)の5つのコミューン  シャトーヌフ・デュ・パプ(Châteauneuf du Pape) ベダリッド(Bédarrides)クルテゾン( Courthézon)オランジュ (Orange)ソルグ( Sorgues)にあたる

 

◆テロワール

地中海性気候で、ローヌ地方で最も乾燥している。日照は年間約2800時間、夏の平均気温は25℃。ミストラルが空気を乾燥させ、ブドウを健やかに保つ。氷河期にアルプスからローヌ地方の河川を通り運ばれた丸い石は、日中に太陽の熱を集め、夜は熱を放射するため、ブドウ栽培に適した土地となっている。土壌はやや深く、非常に石が多い。大部分が砂の多い赤い粘土と混ざった大きさな珪岩の石の層からなる。

 

◆主な土壌

・古い段丘の石の多い土壌
・モラッセ(アルプスの砕屑物を主とする厚い古第三紀層、礫,砂,粘土などが雑然として堆積した厚い地層) と砂岩の砂質土
・石灰岩の下層土の上に小石の多い土壌

砂質

 

◆生産ワイン比率

赤(94%)、白(6%) 2009年データ

 

◆栽培面積

3,164ha

密度はブドウの木の間が最大2m、1ヘクタールあたり最小3,000本のブドウの木、列の間隔は最大2.50m

 

◆基本収量

35hl/ha

 

◆ブドウ品種

グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、ピクプール、テレノワール、クノワーズ、ミュスカルダン、ヴァカレーズ、ピカルダン、サンソー、クレレット、ルーサンヌ、ブールブラン

 

◆ワインの特徴

【白】フローラルなニュアンスがある繊細なアロマをもつ。味わいはバランスがとれ、アロマの爽やかさが残る。

【赤】深い濃赤色で重厚なものから軽めで柔らかいエレガントなものもある。太陽を感じる赤い果実、スパイス、熟成によりジビエの香りが現れる。味わいはまろやかで、しなやかなボディをもつ。土壌の複雑さ、ブドウ品種のアサンブラージュなどによって、多様なワインを生み出している。

 

◆飲用温度

【白】8~12℃ 【赤】16~18℃

 

◆AOC取得年

1936
◆日照時間

2800時間/年
◆降雨量

670mm/年

 

 

◆ミストラルの吹く日

130日/年

 

 

◆歴史

シャトーヌフ・デュ・パプは「教皇の新しい城」を意味している。アヴィニョンにローマ教皇庁があった14世紀頃に教皇の避暑地としてこの城を建てたことに由来しており今は廃墟となっているが村のシンボル。歴代の教皇がブドウ栽培を奨励しそれが現在に続き多様な品種が作られているのが魅力的でもある。ワインボトルは特徴的で、教皇のかぶる三重王冠の下に2つの鍵が交差する紋章がラベルの上部に入っていることが多い。またここは原産地呼称制度(AOC)の基盤が形成されたエリアでもあり、19世紀後半の害虫フィロキセラの被害を受け、ワインの品質悪化、偽造ワインの流通が増す中、当地のルロワ男爵が産地の名声を守るべく1923年ワイン生産者と組合を結成、生産地やブドウ品種の制限、栽培の決まりの制定を提唱したことが始まり。この活動はやがて各地に広がり1935年にフランス全土に及ぶ公的な制度へと発展した。

 

参照 : inter rhone

http://www.chateauneuf.com/english/index.html

INAOデータ 2021年12月一部更新
シャトーヌフ・デュ・パプ


新ヴィンテージ到着しました2021/11/15

メゾン・ステファンフランクバルタザールグロ ノレからワインが新入荷しました。

 

> オンラインショップ「2021年入荷」
https://shop.avin.jp/?mode=grp&gid=2553883&sort=n

 
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【Maison Stephan  メゾン ステファン】北ローヌ地方 コート ロティ
野生酵母、ビオ栽培、補糖・補酸なし、ナチュール系。北ローヌのシラーの産地の最北端Côte-Rôtie(コート・ロティ)。シラー最良の産地のビオ&ナチュールの家族経営の作り手。北ローヌの華やかなアロマと、タンニンの穏やかな作り。
 
・VdF グランブラン 2020
華やかな香りと複雑で豊かな果実味、北ローヌ特有の凛とした気品も垣間見える豊潤なビオ&ナチュールのローヌ・ブラン。
https://shop.avin.jp/?pid=164772778

 
・VdF シラー2020
https://shop.avin.jp/?pid=164774876

 
・コートロティ レ・ビナール 2019
https://shop.avin.jp/?pid=164776674

 
・コトーデュバスノン 2018
https://shop.avin.jp/?pid=164782488

 
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【Frank Balthazar フランク バルタザール】北ローヌ地方 コルナス
野生酵母、ビオ栽培、補糖・補酸なし。シラー100%の産地コルナスでエレガントで表情豊かなシラーを追求。SO2量は少なめながら、古典的な味わいの良い部分を抜き出したような、重さ強さは控えめだがシラーらしい味わい。とてもコンパクトな家族経営のワイナリー。現在インポーターaVinのみ。
 
・コルナス キュベ シャイヨ 2019
成熟度が高く、豊かな果実味、伸びやかな酸味とタンニンのバランスに優れた、フランクバルタザールのフラッグシップ!日本輸入限定24本、インポーターaVinのみ
https://shop.avin.jp/?pid=164783623

 
・コルナス サンスフル アジョーテ 2019
凝縮感、いきいきとした果実味で、フレッシュ。熟成が楽しみな綺麗な北ローヌのシラー。日本輸入限定24本、インポーターaVinのみ
https://shop.avin.jp/?pid=164783658

 
・コルナス カシミール バルタザール 2019
果実味、きれいな酸味としっかりながら滑らかなタンニンとのバランスが口中で心地よいシラー。日本輸入限定24本、インポーターaVinのみ
https://shop.avin.jp/?pid=164783732

 
・コートデュローヌ 2019
シラー60%による、清涼感、涼しげなニュアンスがある味わい。アルコール度数の高さを感じさせず、品があり、かつカジュアルな北ローヌのコートデュローヌルージュ。
https://shop.avin.jp/?pid=164783816

 
 
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【Gros Noreグロノレ】プロヴァンス地方 バンドール
野生酵母、ビオに近いリュットレゾネ、無清澄、無濾過。北向きの斜面に葡萄畑を持つ。古樽で最低18ヶ月熟成。
 
・バンドール ロゼ 2020
プロヴァンスロゼの理想系。香り、味わいともに果実味と酸味のバランスが素晴らしい上質感のあるドライなロゼ。
https://shop.avin.jp/?pid=164767735

 
・バンドール ルージュ 2017
ジューシーな果実味と酸味のバランスが素晴らしい、とても上質感のあるプロヴァンスのルージュ
https://shop.avin.jp/?pid=164768787

 
・バンドール ルージュ 2013【再入荷】
日差しの強い年だったにもかかわらず、このワインはフレッシュでフルーティー。非常に上質で軽いタンニンと美しい酸味、ほんのりチョコレートの香り
https://shop.avin.jp/?pid=104187036

 
・バンドール ルージュ 2011
香りがよく、よく溶け込んだタンニンと美しい酸味
https://shop.avin.jp/?pid=164770666

 


Gros Noré (グロノレ)チャート 1997 – 20162021/11/14

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プロヴァンス地方バンドール ドメーヌ・デュ・グロノレからロゼ、赤ワイン入荷です。2017年に20周年を迎えたバンドールでは比較的新しいワイナリー。これまでのヴィンテージを振り返りながら日々の進化を辿ります。(以下ワイナリー情報)

 

1997年  アルコール度数は低め、 除梗なし。飾り気のない素朴な味わい

 

1998/1999/2000年 1997年より同様の醸造プロセスで素朴さが特徴として続く

 
2001年 アラン・パスカルはこの年一部のブドウの除梗を決める。冬は寒く12月から3月の間発酵が止まる

 

2002年 収穫中の大雨により日差しは少なめ、結果軽めのワインとなったがこれもまたこれまでのヴィンテージに並んで評価に値することに気づき、 何が良いバンドールワインを生むのか見解を再検討し始めるきっかけとなった

 

2003年 非常に乾燥した天候であったがなお土には十分な水が残っていた。僅かな梗を再導入。非常に複雑なワイン

 

2004年 天候は暑く一層乾いていた。ビロードのような滑らかなワイン、アルコール度数は高め。この年より酵母の添加なし

 

2005年 気温は非常に高く暑かったが、非常に暑かった過去2年よりはブドウは残っていた。酵母の添加なし。完全除梗

 

2006年 2001年同様に途中発酵が止まったが再び発酵することはなし。  ワインはいつもより甘みがあった

 

2007年 非常に良い天気、醸造方法がはっきりしてきた。 新しい醸造家と一緒に仕事を始める

 

2008年 1年を通して雨が多くワインは少し軽めとなった。 母親の名前を付けたキュベ・アントワネットを作るようになる。AOCバンドールではムールヴェドル種が最大95%と制限があるが100%に近い割合で作る

 

2009年 非常に暑い天候によるフルボディな仕上がり

 

2010年 皮肉なほどの土っぽさと豊かなタンニン、長い余韻

 

2011年 フルボディ、しっかりとしたストラクチャー、申し分ない果実味

 

2012年 しっかりした骨格のあるワインでタンニンを感じる

 

2013年 非常に優れたストラクチャーでフルボディ、バンドールで熟成させるべき最も優れたワインとして選ばれる

 

2014年 完全除梗。フルボディ、酸味と果実味のバランス良く力強いワイン

 

2015年 これまでにない素晴らしい天候に恵まれすべて順調。高品質のロゼができた

 

2016年 ストラクチャーがありバランスの良いワイン。とても華やかなロゼで香り豊か、ストロベリーのノート

 

 http://avin.jp/wineries/grosnore

 

1997: lower alcohol level, grapes and stems were all kept, more rustic wine.
1998/1999/2000: followed the same way of winemaking than 1997. The wines kept their rustic characteristic.
2001: Alain Pascal took the decision to take off some stems, the winter was cold and the fermentation stopped to start again from December to March. 
This new way to not keeping all the stems marked a significant change for the Gros’ Noré wines.
2002: the light was lighter due to heavy rains during the harvest. Alain Pascal found that a lighter wine can be appreciated as much his previous vintages. Started to re-think his view on what makes a good Bandol.
2003: the weather was very dry but still enough water was present in the soil, reintrodution of very tiny parts of stems attached to the bays. Very complex wine.
2004: The weather was also hot and more dry. Very velvety wine but heavier in alcohol. From this year no more yeast added.
2005: The temperatures were also really hot but because of the pas two hot years more grapes were left. No yeast added and no stems kept.
2006: the fermentation stopped as observed in 2001, but didn’t start again, a little bit of 2007 was added to start again the fermentation. The wine was sweeter.
2007: very nice weather, Alain Pascal way of winemaking became clearer. Started to work with a new oenologue.
2008: More rain through the year, the wine was a bit lighter. Started to blend Cuvée Antoinette(the name of his mother), almost 100% Mourvèdre as 95% being the limit for Bandol appelation.
2009: full body due to a very hot weather.
2010: Irony earthiness and full tannins. Long finish.
2011: full bodied, considerable structure and beautifully on the fruit.
2012: Firm, structured, tannic mouth.
2013: very well structured, full bodied, was elected best vin de garde (wine to keep ageing) in Bandol.
2014: No stems kept, very full bodied and powerful, good balance between the acidity and the fruits.
2015: best wether ever seen, incredibly regular. Very good year for rosé.
2016: Well structured and balanced. Very flowery rosé, a lot of perfumes, strawberry notes.

Thanks to Pascale Parodi, Gros’ Noré import manager for her visit and these comments and informations.

 

 

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Gros' Noré 20th anniversary party- 10th of June- and vertical tasting from the first vintage 1997 to 2016.3

 

Gros' Noré 20th anniversary party- 10th of June- and vertical tasting from the first vintage 1997 to 2016.6

 

Gros' Noré 20th anniversary party- 10th of June- and vertical tasting from the first vintage 1997 to 2016.9

 

Gros' Noré 20th anniversary party- 10th of June- and vertical tasting from the first vintage 1997 to 2016.10

 

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2017年の20周年パーティではこれまでのビンテージが勢ぞろいし来訪者に振舞われた。

 

 

 


Domaine Les Terres Promises(テール プロミーズ)2021/10/22

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  プロヴァンスの中央部サントボーム自然公園東部に2004年設立の比較的新しいワイナリー。人間のためだけでなくブドウの木のための「有機的な」アプローチ

 

マルセイユから東へ約60キロ、サントボーム自然公園東部にワイナリーを構える2004年設立の比較的新しいワイナリー。バンドールをはじめ、ラ・カディエール・ダジュール、ラ・ロクブリュッサンヌなどプロヴァンス中央部に広がり、ロゼ、白、赤ワインをすべて自社畑で栽培。基本的には酸化防止剤の添加はしないがぶどうの状態や熟成具合に応じて最少量を加えるのみ。野生酵母発酵、ビオ栽培、無清澄、無濾過。現在約15ヘクタール、バンドールは泥炭土の石灰岩土壌。

 

テロワールの源となる気候がワインに表れるよう独自の方法を研究。創造的感覚、インスピレーションに従って、品種の特徴、テロワールにあった醸造、熟成プロセスを経て作られるキュベ。カリニャンブランをマセレーションした白ワイン、古木のサンソーから作る深い味わいの赤ワインなど、大胆さとワインへの貪欲さが独特なワインを生み出しワイナリーの魅力となっている。

 

 

作り手
ジャン・クリストフ・コモール(Jean-Christophe Comor)はエクス=アン=プロヴァンス出身、政界でポリティカルアドバイザーとして約20年、また大学教授を務めた。2004年生まれ育ったプロヴァンスに戻り、サント・ボーム山塊の麓ラ・ロクブリュッサンヌで新しい生活が始まる。コトー・ヴァロワとバンドールの2つのAOCに広がるブドウ畑を購入。当初は野生のオークやオリーブ、低木を伐採したり根こそぎ抜いたりと土地の開拓に多くの時間を費やす日々が続く。ローマ人の時代に遡ればこの土地にもブドウが育っていたことを想像し・・。隣人たちは彼を狂人だとからかい驚きの目で観ていたが、人間のためだけではなくブドウの木のための「有機的な」アプローチによる再変換はその後うまく機能することとなる。

 

more information

テール・プロミーズ 約束の地

AOCコトー・ヴァロワ/バンドール

年間生産本数:約70,000本

作付面積:14.5ヘクタール(赤:11.5、白:3)

平均樹齢:約30年

買いブドウ なし

赤ブドウ品種:カリニャン、グルナッシュノワール、サンソー、シラー、ムールヴェドル

白ブドウ品種:カリニャンブラン、ロール(ヴェルメンティーノ)、クレレットブランシュ、ユニブラン(トレッビアーノ)、ルーサンヌ

Certified Organic by Ecocert (2008)

 

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